...その腹黒い極悪な不埒者を馬蹄にかけたことは...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...そんなに腹黒いわけへだてをして一方の種族の全隊列をなぎ仆(たお)し他の一方を丹精してそだてるのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...聞えぬふりをしているのかな? 腹黒いからなあ...
太宰治 「新ハムレット」
...べつだん腹黒い人というのではありませんが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...その他の点ではそれほど腹黒い奴ではありません……ほとんど人を殺さないし...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...天下を乗取ろうとした腹黒い奴である...
中里介山 「大菩薩峠」
...腹黒い勇三郎樣に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腹黒い勇三郎様に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父親は腹黒い馬を御するように上手く子供達の手綱を引かねばならない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...西蔵人の腹黒いやりかたを...
久生十蘭 「新西遊記」
...腹黒い魔法使いです...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...もし兄が腹黒い女に騙されていなければ……」ベリントン大佐がきっぱり言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...腹黒い女がかがんで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...腹黒い告訴は無実だと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...個人的に言うこともあるし」おそらくイーヴォスは、相手の顔色を見ていないから、ひねた勝利と敵意の入り混ざった表情に気づかなかっただろうし、思いもしなかっただろう、腹黒い裏切りが、あんな寛容な態度のすぐあとに出来るとは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...メイフィールドは冷血で腹黒い悪党です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そして腹黒い屈従の微笑が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...真昼の腹黒いまぼろしこそは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
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