...彼は腹黒い性格で人を裏切ることがある...
...あの人の腹黒さは周囲からも知られている...
...腹黒い人は信用できないと思う...
...彼女は腹黒いという噂がある...
...腹黒い人とは距離を置いた方がいい...
...腹黒き主人の注意もありなん乎...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...だんだん火星人の腹黒さがわかって来るとともに...
海野十三 「火星兵団」
...ドロシイ夫人の出現がエセックスたちの腹黒い不敬の現れであると吹き込んだのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そんなに腹黒いわけへだてをして一方の種族の全隊列をなぎ仆(たお)し他の一方を丹精してそだてるのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...我を誘(さそ)はん腹黒き人の計略(たくみ)ならんも知れず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...聞えぬふりをしているのかな? 腹黒いからなあ...
太宰治 「新ハムレット」
...彼は塩辛らく、意地悪ろく、腹黒き人に非ず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...國民の眼には頗る陰氣にして腹黒き政治家に見ゆるも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...国民の眼には頗る陰気にして腹黒き政治家に見ゆるも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...なかなか腹黒いものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...腹黒い勇三郎樣に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父親は腹黒い馬を御するように上手く子供達の手綱を引かねばならない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...腹黒い告訴は無実だと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...個人的に言うこともあるし」おそらくイーヴォスは、相手の顔色を見ていないから、ひねた勝利と敵意の入り混ざった表情に気づかなかっただろうし、思いもしなかっただろう、腹黒い裏切りが、あんな寛容な態度のすぐあとに出来るとは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...メイフィールドは冷血で腹黒い悪党です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そして腹黒い屈従の微笑が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...真昼の腹黒いまぼろしこそは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...こんな腹黒い相談が成っていたとは...
吉川英治 「新・水滸伝」
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