...食事をしたので、腹一杯です...
...いつも通りに食べたので、腹一杯ではありません...
...腹一杯になるまで飲みましょう...
...忙しくてまだ食べていないので、腹一杯になるまで食べるつもりです...
...運動してから食事をすると、腹一杯になりやすいそうです...
...食いすぎた胡瓜が腹一杯たまっていたとしても...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...腹一杯にふくれたのは...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...そして腹一杯の声を張り上げて叫んだ...
薄田泣菫 「茶話」
...彼等はどちらも腹一杯雨を楽み...
薄田淳介 「若葉の雨」
...家族一統平等に腹一杯与えてもらいたきものである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...一度そいつらに腹一杯私の血を食わせてやってからは...
高見順 「如何なる星の下に」
...私はその亡霊に思う存分の面罵(めんば)をして腹一杯呶鳴(どな)りつけて打って打って打ち据(す)えてやらなければ気の静まらぬような気持であった...
橘外男 「逗子物語」
...腹一杯であったから...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...改まる年の初めの今日の日に向後(こうご)百年の将来のため災害防禦に関する一学究の痴人の夢のような無理な望みを腹一杯に述べてみるのも無用ではないであろうと思った次第である...
寺田寅彦 「新春偶語」
...せめて娘にだけは腹一杯食べさせたいと...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...私は心から嬉しくも有り難くも二十幾匹の鰈を眺めつつ腹一杯に食べた...
中勘助 「銀の匙」
...四つ脚から腹一杯泥だらけになつた馬は厩の柱に繋がれた儘さすがに鬱陶しいと見えて時々ぶる/\と泥を振ひながら與へられた一抱の青草を鼻の先で押しやり/\噛んで居る...
長塚節 「芋掘り」
...桑の實であると口が染つてなかなか落ちないが砂糖の實では其時捉まらなければ分らぬので腹一杯たべては平氣な顏で家へ歸るのであつた...
長塚節 「開業醫」
...臍(へそ)を越すのが精々で」「さてはお關の幽靈に引き込まれたか」「冗談ぢやありませんよ――腹一杯の水を呑んでゐるから溺(おぼ)れて死んだに間違ひはねえが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――鶏小屋の傍らでは御面師が頻(しき)りと両腕を拡げて腹一杯の深呼吸を繰返していた...
牧野信一 「鬼涙村」
...――鶏小屋の傍らでは御面師が切りと両腕を拡げて腹一杯の深呼吸を繰返してゐた...
牧野信一 「鬼涙村」
...僕は今小山君の処で南京豆のお汁粉というものを腹一杯食べて来た」主人「あれを遣(や)ったかえ...
村井弦斎 「食道楽」
...食い物を腹一杯詰めこんで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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