例文・使い方一覧でみる「腰紐」の意味
スポンサーリンク...腰紐がとれちゃった！ - My obi sash came off!... 
...腰紐を締めなおしてください...
...この腰紐はとても高級品だ...
...腰紐の色とデザインがとても気に入っている...
...あの女優は腰紐をいつも個性的に結ぶのが上手だ...
...外套の男は腰紐代りの縄に手を入れ...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...メリンスの腰紐（こしひも）を三本つないで...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...メリンスの腰紐を三本つないで...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...その腰紐が私のだということは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...音も立てずにお国を殺してしまった」「お吉の死骸の頸（くび）にお国の腰紐が巻いてあったのは？」ガラッ八の問いは相当に突っ込みます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰紐のことを教へた小僧だよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...緋の絹縮（きぬちぢみ）の腰紐（ひも）はなめらかに...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...ベッドの上はベッドの上で、ひどく乱雑に取り乱されており、裾の破れた友禅縮緬（ちりめん）の長襦袢（じゅばん）や、伊達巻（だてまき）や、足袋や、腰紐や、腰巻までも脱ぎすててのせてありました...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...得た賃銀は女達の半襟になり腰紐に化ける...
北條民雄 「癩院記録」
...」両前を合せて赤い腰紐をぎゆうつとしめながら...
水野仙子 「散歩」
...彼女はうたふときには赤い腰紐をゆるめたり締め直したりして...
室生犀星 「末野女」
...小さいうはばみはそれが判つたらしく例の赤い腰紐をしごいて見せ...
室生犀星 「末野女」
...二た筋の腰紐（こしひも）を取り...
山本周五郎 「風流太平記」
...葵ぢらしの印籠は、お燕のよい玩具（おもちゃ）になったが、市十郎が、そのお方の好意にたいしても、勿体（もったい）ないといって、以来、お燕の腰紐に、守り袋と一しょに提げさせていた...
吉川英治 「大岡越前」
...母が腰紐に締めてゐたメリンスの古紐が使はれてゐた...
吉川英治 「折々の記」
...旅衣（たびごろも）の腰紐を解いて...
吉川英治 「親鸞」
...女物のつづれた腰紐でくくってあった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...覚えのある母の腰紐なのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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