...あわてたように腰から上を起こして...
有島武郎 「或る女」
...猫女の腰から上が見えないことを残念に思った...
海野十三 「少年探偵長」
...雪子は腰から上の上半身をゼンマイ仕掛けの乗馬人形のように踊らせて振りまわした...
海野十三 「四次元漂流」
...そして腰から上のほうが...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...腰から上を少しそらして...
夏目漱石 「草枕」
...ぶっきらぼうに身をひねった下駄がけの野武士と、不断着(ふだんぎ)の銘仙(めいせん)さえしなやかに着こなした上、腰から上を、おとなしく反(そ)り身に控えたる痩形(やさすがた)...
夏目漱石 「草枕」
...岡田は元のように腰から上を真直(まっすぐ)にして...
夏目漱石 「行人」
...腰から上が、風に乗る紙のようにふわりと前に落ちた...
夏目漱石 「三四郎」
...腰から上を例のとおり前へ浮かしたが...
夏目漱石 「三四郎」
...腰から上といえども...
夏目漱石 「二百十日」
...窓の外を通る往来(おうらい)の人の腰から上がよく見えた...
夏目漱石 「夢十夜」
...親方が六文錢を描かせて、お歸りになつた直ぐ後でしたが、何でも、お茶番をやるんだから、腰から上へ、七つだけ十二支を描いてくれ――とかう言ふ註文ぢやありませんか、斷る筋のものでもありませんから、二た刻ばかりかゝつて念入りに描いてやりましたよ、――町處は知りません、あんまり綺麗な女だからつて、若い者が後で騷ぎましたが、此邊で見たことのない女で探しやうがありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今晩は多分腰から上だけで出てくるつもりなんだろう...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...その下に木下君と共に腰から上だけを入れるように拵え上げたのである...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...近くにいる人々も互いに腰から上はかすんで見えないものだ...
武者金吉 「地震なまず」
...腰から上を人間にし...
柳田国男 「故郷七十年」
...白髪にして腰から上は裸...
柳田国男 「山の人生」
...小次郎の体が――いや腰から上の上半身だけが――びゅっと折れて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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