...せめて頭腦の世界に於いて棧敷の客とならなければならぬ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...長い調べで少しでも頭腦が疲勞してゐれば...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...その間に渠の頭腦は...
石川啄木 「病院の窓」
...喰逃……二十も三十も一時に喊聲をあげて頭腦を蹂躙(ふみにじ)る...
石川啄木 「病院の窓」
...二等待合室のふツくりしたどす赤の天鵞絨(びろうど)ベンチに腦天からふらつくからだの腰をおろし...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...勇敢な心臟を臆病な腦髓の用に立てようとしたところで...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...後に結核性腦膜炎とはなれり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...殆ど無能力――腦味噌が無い...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...あるひは腦髓そのものにおいてさへも...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...山林官長の腦天に打ちこまれていたのを發見された斧であった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...元兢と云ふ人の詩髓腦を書いたと云ふことが分つたり...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...マリヤンと男との頭腦の程度の相違が何よりの原因らしく)再び別れたのだといふ...
中島敦 「環礁」
...驚いて能く探つて見ると腦天をやられて居た...
長塚節 「開業醫」
...アナスチグマツト――さういふ寫眞用語(しやしんようご)がいかに歴亂(れきらん)として私(わたし)の腦裡(のうり)を動(うご)き...
南部修太郎 「寫眞と思ひ出」
...識ハ專ラ頭腦ノ思慮作用ニ出デ...
西周 「人智論」
...中澤君は聰明な頭腦を服つてゐた人ですが...
正宗白鳥 「輕井澤より」
...腦味噌(のうみそ)痛(いた)めぬ算段(さんだん)ばかり...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...明晰(めいせき)な頭腦の持主だろうか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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