...腕組みをして考え込む姿が彼女らしくて可愛い...
...会議中、上司が腕組みをした後、厳しい言葉を投げかけた...
...試合前、選手たちは緊張を隠すために腕組みをしていた...
...新入社員が先輩に腕組みを頼み、業務を手伝った...
...相手の腕組みを解いて握手をすると、友好関係が深まった...
...腕組みをしました...
芥川龍之介 「雛」
...まだ傲然(ごうぜん)と腕組みをしたまま...
芥川龍之介 「路上」
...我が友人は馬車の前席で腕組みをして...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...黙って腕組して前方を見つめていたが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...其所には黄ろな顔をした頬のすつこけた男が腕組をして此方向きに坐つてゐた...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...大したことはない」「ふうむ」徳次はいつのまにか腕組みをしてゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...腕組みをし片足を石にかけて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...総てを、己一身に負いさえすれば――主家には、難題のかからぬ法もある――だが、捕まるものなら、捕まえたい――もし、宵の男なら?――あいつなら、金と、書類とを間違えたのであろう――それにしても、腕の無いのは――)調所は、寝床の上へ坐って、腕組しながら、自分のしてきたことを、昔から、細かく想い出してみた...
直木三十五 「南国太平記」
...袋持は、腕組して、天井を眺めて、吐息した...
直木三十五 「南国太平記」
...そこで豆ちゃんを樽ちゃんと大石君が腕組みして助け...
永井隆 「長崎の鐘」
...しばらく腕組(うでぐみ)をして考(かんが)へたが...
夏目漱石 「門」
...肩から写真機をぶらさげたまま腕組みをして眠りこけてゐた...
林芙美子 「幸福の彼方」
...古田はがっちりと腕組みをして...
久生十蘭 「金狼」
...だまり返って腕組みをしたまま考えに沈んで居た...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...……(遠くの喊声と身近く音を立てる銃丸の中に腕組をしたまま考えながら井上と仙太の去った方を見送って立ちつくしている)―幕―6 江戸薩摩ッ原の別寮元治元年六月...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...」と正直さうに言ふのを空空しく聞いてゐた男は、腕組みをといて、こんどは紙卷きに火をつけながら、「旦那の方でさう野暮に知らない一點張りなら、こちらにだつてつもりがありまさ...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...腕組みをした人が何人もその付近に立っている...
柳田国男 「雪国の春」
...おすえさんはどうなると思うの」栄二はまだ腕組みのままで...
山本周五郎 「さぶ」
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