...選(え)りぬきの腕に覚えのある刑事が...
海野十三 「赤外線男」
...やはり男一匹として腕に覚えがあったから...
太宰治 「花吹雪」
...腕に覚えのある者でなければ容易に示すことの出来ない落ち着きを以てしずかに敵を待ちかまえつゝある法師丸の姿が...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...まんざらの腕に覚えがなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...棒を取っては腕に覚えの山崎譲も...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕に覚えのある者を択んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分とても腕に覚えがないではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...武蔵野の原で鍛えた腕に覚えがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...充分に腕に覚えのある捕手の一人でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当腕に覚えがなければならないのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕に覚えの浪人者など...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...店中の腕に覚えの手代たちが十何人で見張ったが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「こん畜生ッ」と腕に覚えの由良の伝吉が...
吉川英治 「剣難女難」
...腕に覚えのある限りこの客人と立ち合って...
吉川英治 「剣難女難」
...腕に覚えがないと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...誰ぞ、腕に覚えの者は、又十郎に対(むか)え」と、云った...
吉川英治 「柳生月影抄」
...腕に覚えのある人間の真似(まね)をしているだけさ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...わたしは腕に覚えがある...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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