...腕っこきだけれど...
高村光太郎 「回想録」
...どうして腕っこきですよ...
徳田秋声 「挿話」
...ひっきりなしに腕っこきの悪玉がでてきて(わたしは「悪玉」という言葉を好きで使うのだ)...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...土佐の高知に岡田以蔵――ここらあたりは名だたる腕っこきだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕っこきの一人であった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...評判の腕っこきで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腕っこきのメードがきて...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...腕っこきの特務員が...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...「あの船長は腕っこきで...
山本周五郎 「青べか物語」
...「千本」では腕っこきの船頭を揃(そろ)えていながら...
山本周五郎 「青べか物語」
...二人とも腕っこきだったねえっ」と長が云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...「それでもいちにんまえの職人にはなるつもりだよ」「おめえは腕っこきになるさ」と参吉は励ますように云った...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...「島藤」では腕っこきの一人になったようすで...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...その道にかけちゃあ腕っこきの誰かさんだし...
山本周五郎 「季節のない街」
...しかも仕事の内容からいって腕っこきでなければならない...
山本周五郎 「さぶ」
...わっちはこれでも左官(しゃかん)としちゃあ腕っこきと云われてるんだ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...紐育(ニューヨーク)のプレーグっていう腕っこきの警察官に頼んだものだそうです...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...腕っこきの支那人でも敵(かな)わないカンのいいところを見せた...
夢野久作 「名娼満月」
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