...薄暗い腐敗した空気は蒸(む)れ上がるように人を襲って...
有島武郎 「或る女」
...看護婦が帽子を髪にとめるための長い帽子ピン、天井の張ってない湯殿(ゆどの)の梁(はり)、看護婦室に薄赤い色をして金(かな)だらいにたたえられた昇汞水(しょうこうすい)、腐敗した牛乳、剃刀(かみそり)、鋏(はさみ)、夜ふけなどに上野(うえの)のほうから聞こえて来る汽車の音、病室からながめられる生理学教室の三階の窓、密閉された部屋(へや)、しごき帯、……なんでもかでもが自分の肉を喰(は)む毒蛇(どくじゃ)のごとく鎌首(かまくび)を立てて自分を待ち伏せしているように思えた...
有島武郎 「或る女」
...油の様にとろりと腐敗したままに溜って居る塩水の中に...
有島武郎 「かんかん虫」
...腐敗したことを理解しているかの如く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...羅馬(ローマ)法王の権力で腐敗した...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...ティールシュ博士がシロネズミに起こした致死的な腸管疾患は特異的な病気(=コレラ)ではなく腐敗したものを食べたときの普通の結果である可能性が大きい...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...食傷し腐敗した多感性と...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...腐敗した商品を華美の魅惑に包んで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人間が腐敗したり...
原民喜 「焔」
...私が攻撃したあの腐敗した徒党なんだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...腐敗した駱駝の乳...
久生十蘭 「海難記」
...サアその古學流の腐敗した其毒氣がどら程の毒をなして居るかと斯う云ふと...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...彼の腐敗した健康にふさわしい女たちと...
槇村浩 「長詩」
...切り離された組織とについて考えたそれは困難無比な職務だった腐敗した指導者の裏切りは...
槇村浩 「同志古味峯次郎」
...将校にはいくら腐敗したものが多くとも...
正岡子規 「病牀六尺」
...腐敗した古い婦人団体の内部のこと...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第四巻)」
...はなはだ腐敗した時代に生れるのも損ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...猛烈に腐敗した食餌の落零(おちこぼ)れの発酵瓦斯(がす)で...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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