例文・使い方一覧でみる「腎」の意味


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...肝(かんじん)の篤介(あつすけ)の姿は生憎(あいにく)この部屋には見当らなかった...   肝腎の篤介の姿は生憎この部屋には見当らなかったの読み方
芥川龍之介 「春」

...「虚(じんきよ)しかかつてゐるのぢやアないか?」「ほんに...   「腎虚しかかつてゐるのぢやアないか?」「ほんにの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...肝の藤村検校(けんげう)が出る頃には...   肝腎の藤村検校が出る頃にはの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...心臓病とか臓病とかいふやうなものではない...   心臓病とか腎臓病とかいふやうなものではないの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...肝のことは活字自體があらはしてゐる文字の正確さである...   肝腎のことは活字自體があらはしてゐる文字の正確さであるの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...」兼太郎は肝(かんじん)な話をよそにして夜店で買った茶棚の盃を出し...   」兼太郎は肝腎な話をよそにして夜店で買った茶棚の盃を出しの読み方
永井荷風 「雪解」

...肝の又六が殺されて了つては...   肝腎の又六が殺されて了つてはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...肝(かんじん)のお比奈とやら...   肝腎のお比奈とやらの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お糸坊は小柄で輕いから、これで塀(へい)さへ越せば、何んのわけはないと思つたが――」「どうした」「塀を越すところまで漕(こ)ぎつけた時、――こら待てツ――と、背後からお糸坊を(も)ぎ取られてしまつたんで、――彈(はず)みを喰つてあつしの身體は塀を越して向うの往來に轉げ落ち、肝のお糸坊は、あの用人野郎の手に生捕られてしまひましたよ...   お糸坊は小柄で輕いから、これで塀さへ越せば、何んのわけはないと思つたが――」「どうした」「塀を越すところまで漕ぎつけた時、――こら待てツ――と、背後からお糸坊をぎ取られてしまつたんで、――彈みを喰つてあつしの身體は塀を越して向うの往來に轉げ落ち、肝腎のお糸坊は、あの用人野郎の手に生捕られてしまひましたよの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...肝の本人が昏睡状態で...   肝腎の本人が昏睡状態での読み方
野村胡堂 「呪の金剛石」

...「ところが肝の山木の居所が判らない...   「ところが肝腎の山木の居所が判らないの読み方
久生十蘭 「魔都」

...』お客はさっそく肝の話を持ちだして...   』お客はさっそく肝腎の話を持ちだしての読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...ああこれは肝(かんじん)なことだった...   ああこれは肝腎なことだったの読み方
古川緑波 「牛鍋からすき焼へ」

...お父さんは臓に障害が起って居ります...   お父さんは腎臓に障害が起って居りますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...島田のお母さんからお手紙でウ炎をなすったのですって...   島田のお母さんからお手紙で腎ウ炎をなすったのですっての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...けれども肝(かんじん)な劉表(りゅうひょう)がそれを許さない...   けれども肝腎な劉表がそれを許さないの読み方
吉川英治 「三国志」

...肝なあの附近が...   肝腎なあの附近がの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...肝の夫人の決心がつかず...   肝腎の夫人の決心がつかずの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「腎」の読みかた

「腎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「腎」

「腎」の英語の意味

「腎なんとか」といえば?   「なんとか腎」の一覧  


ランダム例文:
獣のような   玩物   蔵する  

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