...腋臭がきついから、消臭スプレーを使った方がいいよ...
...彼は腋臭に悩んでいて、クリニックに通っているそうだ...
...腋臭を抑えるために、石鹸を変えたりストレスを減らしたりするといいと聞いたことがある...
...腋臭が気になって、デオドラントスプレーを探しているのだけど、どこに置いてあるかわからない...
...腋臭を防ぐために、毎日清潔に保つことが大切だと思う...
...しかし私にはその香水と腋臭との交った...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...閃光の擦痕(さっこん)に汗をためてツルハシの手をやすめる労働者はゆめみる皮膚のずりおちた腋臭(わきが)をふと揮発させてミシンの上にうつぶせる妻はゆめみる蟹(かに)の脚のようなひきつりを両腕にかくして切符を切る娘もゆめみるガラスの破片を頚(くび)に埋めたままの燐寸(マッチ)売りの子もゆめみる...
峠三吉 「原爆詩集」
...腋臭めいた臭気がするし...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...気がきかなくてデブデブ肥(ふと)っている位ならまだしもの事生れ付きひどい腋臭(わきが)があったので嫌い抜いたあまり自然その間に出来た子供にまでよそよそしくするようになった訳(わけ)である...
永井荷風 「雪解」
...あの母親の腋臭はどうなっただろうと妙な処へ気を廻した...
永井荷風 「雪解」
...腋臭(わきが)くさい肩から...
中島敦 「プウルの傍で」
...腋臭(わきが)の匂ひで旦那が紛(まぎ)れるぢやないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腋臭(わきが)の匂いで旦那が紛(まぎ)れるじゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「腋臭(わきが)だよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腋臭のある女は?」平次もさすがにせき込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腋臭のある女が二人居たんだ」「?」「娘のお照と下女のお新さ」「ところが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...チョキチョキ髪を切って腋臭がわからないという筈(はず)はあるまい」「――」「風呂の蓋だってそうだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腋臭(わきが)の匂いも何んにしたとは言わなかったろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前には腋臭(わきが)が無かつた筈だし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...品吉には少しばかり腋臭(わきが)があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腋臭(わきが)がひどいといふ理由で採用にならなかつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...わが鼻は牡牛のにおいと腋臭(わきが)とを嗅ぎわく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...倉どんの体や座蒲団から腋臭(わきが)をもっているような体臭が鼻をついてくるし...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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