...のみならず彼女の腋(わき)の下(した)や何かにある(におい)も感じ出した...
芥川龍之介 「夢」
...書物を腋(わき)の下に挟(はさ)んだまま...
芥川龍之介 「路上」
...腋の下から汗がタラタラと流れ出した...
石川啄木 「病院の窓」
...」と腋の下に両手を当てそのまま...
太宰治 「皮膚と心」
...私の腋窩にも毛が生え...
外村繁 「澪標」
...それをコゼットの両腋(りょうわき)の下に身体を痛めないように注意して結わえ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...腋の下へ両手を入れて...
直木三十五 「南国太平記」
...両刀を小腋(こわき)にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...鈍重な形をして画框(がわく)を腋(わき)にかい込んでいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...腋臭(わきが)の匂いも何んにしたとは言わなかったろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...はじめ袈裟切りにし、ついで首を刎ねたのち、首のない胴が一つに縫い合わされて、こんどは改めて、はじめ袈裟切りにした下方の部分、腋下から斬る...
服部之総 「せいばい」
...腋の下が熱くなつて来た...
林芙美子 「下町」
...葉腋に芽を持つという事は植物体には普通の事なので何にも珍しくいうには足らないけれど...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...腋下にひややかな汗をおぼえながらも...
三好達治 「測量船拾遺」
...臂をリイケの腋に廻した...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...ふさふさとした腋毛(わきげ)が見えたので...
山本周五郎 「青べか物語」
...ふさふさとした腋毛...
山本周五郎 「青べか物語」
...そこを腋(わき)の下へ当てるんだ」「立っちゃだめだよ」と与平が注意した...
山本周五郎 「さぶ」
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