...「脳味噌がパニック状態」...
...「彼の脳味噌には計算能力がある」...
...「すごい楽しみにしてたんだけど、脳味噌が拒否した」...
...「この問題を解くには脳味噌をフル活用しなくちゃ」...
...「別に悪意はなかったんだ、単に脳味噌が働かなかったんだよ」...
...御亭主の脳味噌をとらんとするなるべし...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...揺れてゆく河――脳味噌をぶち砕くような...
大江鉄麿 「河の上の職場」
...あれだけ脳味噌を絞っても解決出来なかった問題を...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...西洋では骨も筋も少しも捨てず脳味噌までも利用致します...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...私も頭のなかの脳味噌が...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...脳味噌は涸(か)れる...
夏目漱石 「野分」
...少し脳味噌の少ない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰でも脳味噌を叩き出されます...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...脳味噌もなければ肉体もない...
久生十蘭 「白雪姫」
...ふやけた脳味噌どものさしずは受けん...
本庄陸男 「石狩川」
...お前のもドン百姓の脳味噌だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...○脳味噌は煮沸し湯に塩少しを入れたる物へおよそ五分間漬けて取出し薄皮をむき脳味噌一頭分を六ツほどに切り塩胡椒を振掛けメリケン粉を両面へ付け玉子の黄身にて包みパン粉を付けて油にて揚げ...
村井弦斎 「食道楽」
...別にバター一杯にてメリケン粉一杯をいため牛乳八勺ほどにてゆるめ塩胡椒を加えた白ソースの濃き物を作り前の脳味噌を入れて混ぜおき...
村井弦斎 「食道楽」
...○犢の頭の皮一頭分は十人前、脳味噌は五人前、舌は二、三人前の料理に用いらるる徳用食料品なり...
村井弦斎 「食道楽」
...俺はそれから諸肉片を順々に焼きながら脳味噌も頬ペたも舌も鼻もすつかり食ひ尽した...
村山槐多 「悪魔の舌」
...咽喉(のど)が乾いた」それから熱い番茶を飲みながら二人の女の話を聞いているうちに何と……今の今まで私の脳味噌の中に浮かみ現われていた奇妙な家庭悲劇の舞台面が...
夢野久作 「少女地獄」
...鋸屑(おがくず)の脳味噌がバラバラと崩れ落ちて来た...
夢野久作 「微笑」
...人間の脳味噌(のうみそ)と一緒に...
吉川英治 「松のや露八」
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