...ひとり片田舎に隠れて其驚異すべき処女作小説を脱稿するや...
石川啄木 「閑天地」
...「寒月君博士論文はもう脱稿するのかね」と主人が聞くと迷亭もその後(あと)から「金田令嬢がお待ちかねだから早々(そうそう)呈出(ていしゅつ)したまえ」と云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...此の撮影中に脱稿する予定...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...実はもうとっくに脱稿する約束なんで無理もないんですが」「なんだい...
山本周五郎 「新潮記」
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