...記事が完成して脱稿しました...
...彼は小説を書き上げて脱稿するまで、何日も寝る暇もなかった...
...脱稿を祝して、仲間たちと飲みに行きました...
...脱稿までに何度も校正を繰り返した...
...脱稿した瞬間、大きな溜息をついた...
...終(つひ)に脱稿せず...
芥川龍之介 「雑筆」
...首尾克く脱稿したら是非東京へ行つて出版する...
石川啄木 「病院の窓」
...(五月二十六日脱稿)〔生前未発表・明治四十一年五月稿〕...
石川啄木 「病院の窓」
...正月に入って主として出張先の宿屋で書きつづけ二月十二日辛うじて脱稿した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...質問書もまた脱稿した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...やつと脱稿して家に歸れば...
大町桂月 「川魚料理」
...家に歸つた御風氏は寢食を忘れて作歌に沒頭し十日の日子を費して脱稿した...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...やうやく脱稿した...
太宰治 「猿面冠者」
...必要な本が手に這入るまでは脱稿をのばしたとか...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...この有樣にては五月以來執筆せし小説も遂に脱稿の時なかるべし...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...午後海神にて短篇指環脱稿...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...八月七日午前中にやつと脱稿...
堀辰雄 「エトランジェ」
...さういふ荒涼とした生活の中で、彼はこれまで十年ちかく考へ拔いてゐた「詩の原理」を、冬から春にかけて、殆ど寢食も忘れて書きつづけながら、遂に脱稿した...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...間もなく村井の「南方の騎士」が脱稿され...
牧野信一 「南風譜」
...そしてソクラテス亜流の唯心哲学を嘲笑したアリストフアーネスの一作物――「乱雲」他一篇――の翻訳を三ヶ月ばかりで脱稿したところで...
牧野信一 「変装綺譚」
...たまにお話しいたしましょう? あの方が源氏物語の研究的な本を脱稿されてその話...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...第二の手記まで脱稿...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...その著書「啓廸集(けいてきしゅう)」を脱稿(だっこう)したのは天正二年のことである...
吉川英治 「新書太閤記」
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