...記事が完成して脱稿しました...
...彼は小説を書き上げて脱稿するまで、何日も寝る暇もなかった...
...脱稿を祝して、仲間たちと飲みに行きました...
...脱稿までに何度も校正を繰り返した...
...脱稿した瞬間、大きな溜息をついた...
...最初の二巻を脱稿した...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...首尾克く脱稿したら是非東京へ行つて出版する...
石川啄木 「病院の窓」
...長編小説「オットー王」などの脱稿の後...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...脱稿したその論文はハルレのグルネルト氏の許へ送られた方が好かったと思う...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...必要な本が手に這入るまでは脱稿をのばしたとか...
戸坂潤 「読書法」
...午後海神にて小篇羊羹脱稿...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...為永春水(ためながしゅんすい)その年五十を越えて『梅見の船』を脱稿し...
永井荷風 「十日の菊」
...「寒月君博士論文はもう脱稿するのかね」と主人が聞くと迷亭もその後(あと)から「金田令嬢がお待ちかねだから早々(そうそう)呈出(ていしゅつ)したまえ」と云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ところが脱稿の間際(まぎわ)になって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...四十枚の「坊ちゃん」脱稿...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...該草案は二年を経て脱稿し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...……」そのやうな孤獨の裡に「新詩集別卷」は八月末脱稿せられた...
堀辰雄 「一插話」
...さういふ荒涼とした生活の中で、彼はこれまで十年ちかく考へ拔いてゐた「詩の原理」を、冬から春にかけて、殆ど寢食も忘れて書きつづけながら、遂に脱稿した...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...とりかゝつてゐる作品の脱稿を待つて...
牧野信一 「ゾイラス」
...明治二十六年に至って初めてその大著を脱稿し...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...こないだ脱稿した『歌暦』なんぞは...
山本周五郎 「新潮記」
...「新・平家物語」脱稿...
吉川英治 「年譜」
...一部分の脱稿を見たというだけで...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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