...記事が完成して脱稿しました...
...彼は小説を書き上げて脱稿するまで、何日も寝る暇もなかった...
...脱稿を祝して、仲間たちと飲みに行きました...
...脱稿までに何度も校正を繰り返した...
...脱稿した瞬間、大きな溜息をついた...
...最初の二巻を脱稿した...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...…………(明治四十一年十二月四日脱稿)〔生前未発表・明治四十一年十一月〜十二月稿〕...
石川啄木 「赤痢」
...第二部 「最終戦争論」に関する質疑回答昭和十六年十一月九日於酒田脱稿第一問世界の統一が戦争によってなされるということは人類に対する冒涜であり...
石原莞爾 「最終戦争論」
...正月に入って主として出張先の宿屋で書きつづけ二月十二日辛うじて脱稿した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...第二篇 戦争史大観の序説(別名・戦争史大観の由来記)昭和十五年十二月三十一日於京都脱稿昭和十六年六月号「東亜連盟」に掲載私が...
石原莞爾 「戦争史大観」
...家に歸つた御風氏は寢食を忘れて作歌に沒頭し十日の日子を費して脱稿した...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...第五句集柿の葉、やうやく脱稿、さつそく大山君に送つてほつとする、パイ一やるところだが、銭がないし、借るところもないし、やつとY屋で一杯ひつかける、この一杯には千万無量の味があつた...
種田山頭火 「其中日記」
...足かけ五年目に脱稿したのである...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...……私は之を自然科学の形而上学的原理の名の下にこの夏脱稿した...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...脱稿したその論文はハルレのグルネルト氏の許へ送られた方が好かったと思う...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...この有樣にては五月以來執筆せし小説も遂に脱稿の時なかるべし...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...午後海神にて小篇羊羹脱稿...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...脚本なんか脱稿しても上演されさうもないと思つたものは其儘発表しないでしまつてあります...
永井荷風 「来訪者」
...「寒月君博士論文はもう脱稿するのかね」と主人が聞くと迷亭もその後(あと)から「金田令嬢がお待ちかねだから早々(そうそう)呈出(ていしゅつ)したまえ」と云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...該草案は二年を経て脱稿し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...昭和四年の夏に脱稿して印刷中であったが...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...ようやく脱稿して斯(か)くは山の湯へ疲れやすめという幕でげす」「からす貝の作が売れるとはとんだ世の中になったものだ...
山本周五郎 「新潮記」
...こないだ脱稿した『歌暦』なんぞは...
山本周五郎 「新潮記」
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