...記事が完成して脱稿しました...
...彼は小説を書き上げて脱稿するまで、何日も寝る暇もなかった...
...脱稿を祝して、仲間たちと飲みに行きました...
...脱稿までに何度も校正を繰り返した...
...脱稿した瞬間、大きな溜息をついた...
...最初の二巻を脱稿した...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...第二部 「最終戦争論」に関する質疑回答昭和十六年十一月九日於酒田脱稿第一問世界の統一が戦争によってなされるということは人類に対する冒涜であり...
石原莞爾 「最終戦争論」
...十月に東綺譚を脱稿し...
心猿 「荷風翁の發句」
...質問書もまた脱稿した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...開化一夜草脱稿...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...脚本なんか脱稿しても上演されさうもないと思つたものは其儘発表しないでしまつてあります...
永井荷風 「来訪者」
...「寒月君博士論文はもう脱稿するのかね」と主人が聞くと迷亭もその後(あと)から「金田令嬢がお待ちかねだから早々(そうそう)呈出(ていしゅつ)したまえ」と云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...死の一週間前に脱稿した畢世(ひっせい)の大作『食物辞典』は...
野村胡堂 「胡堂百話」
...殆ど脱稿に近く一冊の書物を書きまとめた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この内乱期を除いてはただ一部安政四年緒方(おがた)塾でへんな動機で脱稿して『全集』ではじめて活字になった「築城書百爾之(ペルの)記」全六冊があるだけだ...
服部之総 「福沢諭吉」
...そういうところでの評判は相変らず低級な戯作者どもの作品ばかりで「敵討記乎汝」の一篇は脱稿と同時にまるで火をつけて燃やしたようで...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...此の撮影中に脱稿する予定...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「ジエィン・エア」脱稿出版...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...十一年四月にはその草案を脱稿したが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...「聖家族」を脱稿後喀血して...
堀辰雄 「豆自傳」
...さうして間もなくペンを執り始めた――その物語りが幸に脱稿出来たらば...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...東京の西郊中野にて脱稿」と誌してある...
三木清 「わが青春」
...ようやく脱稿して斯(か)くは山の湯へ疲れやすめという幕でげす」「からす貝の作が売れるとはとんだ世の中になったものだ...
山本周五郎 「新潮記」
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