...「そら、こん畜生!」と言ってさぶちゃんに再びステッキを食わせられた瞬間、彼は腰に力を入れ、両脚を踏みしめ、しっかりと胸に鞄を抱き、右手だけをやや水平に差し伸べて、そして一歩踏み出した...
犬田卯 「橋の上」
...この第二世の脚を彼に見られたくなかったからだ...
海野十三 「大脳手術」
...脚下に海は横たわりながら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...両脚をぶらぶらさせた...
谷譲次 「踊る地平線」
...脚がけだるい...
田山花袋 「一兵卒」
...飛脚を斬って金を奪ってから...
中里介山 「大菩薩峠」
...余り脚の強くない食卓の上では...
中谷宇吉郎 「立春の卵」
...脚を引っ張られながら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...小さな脚ががくりとした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...動かせるのは脚だけで...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...豚どもは竹馬みたいにひよろ長い脚で窓を跨いで中へ入えると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...夜々脚を林中に運べど...
南方熊楠 「十二支考」
...また脚気患者がシビ鮪...
村井弦斎 「食道楽」
...追々脚力も復し可申やと奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...脚だけが小止みなく動いていた...
山川方夫 「ロンリー・マン」
...女の耳何かの雜誌で、あなたは女性のどこを美の焦點に見ますか、とあまり賢問でないハガキ回答が出てゐたが、それに對してのいはゆる名士の審美が、殆んど、眼とか、脚とか、知識美とか、曲線とか、たいがい誰もがいひさうな十目十指を出てゐなかつたが、さて、自分はどこを多く見てゐるかと考へて見ると、やはり一般の男性が見てゐるところからかくべつ離れてゐない...
吉川英治 「折々の記」
...脚絆(きゃはん)など...
吉川英治 「日本名婦伝」
...織機(はた)のように脚速(きゃくそく)をそろえて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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