...(げき)として脈搏つ程の響もない...
石川啄木 「葬列」
...闃(げき)として脈搏つ程の響もない...
石川啄木 「葬列」
...魂のさやに脈搏つすぐよかさ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...私達の生活に脈搏つてゐる...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...若々しい血の流れが溢れるばかり脈搏つてゐるみづ江も...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...強く脈搏つてゐる地方文化をもう一度呼び返してほしいと思ふ...
吉川英治 「折々の記」
...より以前から脈搏つてゐる血液は一時たりとも停止しなかつたのである...
吉川英治 「折々の記」
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