...脈搏が速いです。 (My pulse is fast.)...
...脈搏を測ってください...
...脈搏を感じることができますか?(Can you feel my pulse?)...
...脈搏が弱いです。 (My pulse is weak.)...
...毎朝脈搏を測っています...
...自我の脈搏は今其調子を亂してゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...脈搏に結滞を見るようになり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...健康状態で脈搏を二百以上も打つて醫者を驚かした心臟に移つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...倒れている婦人の脈搏(みゃくはく)を検(しら)べた...
海野十三 「流線間諜」
...昨日は脈搏の試験と聯想診断をやって見たのですが...
江戸川乱歩 「心理試験」
...絶えず障子の影絵にその脈搏を伝え...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...眼ガ血走ッテイル時ハ脈搏モ早ク...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...一三時三五分、体温三七・〇度、脈搏九八、呼吸一八...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...短い時間には脈搏(みゃくはく)が尺度になり...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...ちょうど顳(こめかみ)の重苦しい脈搏(みゃくはく)のように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...朝――熱八度二分、脈搏百二十八、呼吸四十四、午――熱八度四分、脈搏百三十六、呼吸四十二、夕――熱九度四分、脈搏百三十四、呼吸五十二、夜――熱九度二分、脈搏百四十、呼吸四十五、尿二回、便五回、嘔気二回、カンフル注射二回、腸注入一回、人乳五瓦三回、十瓦三回...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...二日体温、脈搏、呼吸とも普通になり、食慾が非常に進んできた...
中勘助 「胆石」
...微かなる脈搏のみであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんなに熱烈な愛を脈搏(みゃくはく)の上に感じていなかったからである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...私の脈搏は止つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...併しながら未だ脈搏は少しもない...
松本文三郎 「印度の聖人」
...左手の脈搏の上の中指を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「……この脈搏(みゃく)なら」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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