...脈搏が速いです。 (My pulse is fast.)...
...脈搏を測ってください...
...脈搏を感じることができますか?(Can you feel my pulse?)...
...脈搏が弱いです。 (My pulse is weak.)...
...毎朝脈搏を測っています...
...脈搏がいくら、熱が何度といふことまで我々に傳へた...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...Sphygmograph によって脈搏の高低遅速を計る方法...
江戸川乱歩 「心理試験」
...その時不自然に脈搏が高まったり...
江戸川乱歩 「心理試験」
...熱もないし脈搏(みゃくはく)も普通だしどこも何ともないと言ってると答えたら...
橘外男 「葛根湯」
...軍治は、居間の外で女中達の幾を呼び求める声、誰彼となく走り近づく足音を聞き乍ら、蒔の未だ温い手首を握り耳を押しあて、脈搏を探つたが、やがて、幾が走りこみ、その後から室一杯に、死者と幾と軍治の周囲にひつそりと輪を描いてゐる女中達や近所の人に気づくと、突然湧き起つた羞恥のために顔を上げることが出来ず、最早脈の消えた手首の上に何時までも顔を押しあてたまゝの格好でゐた...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...脈搏が早くなっていたのである...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...微弱な脈搏が辛うじて通っていた...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...ちょうど顳(こめかみ)の重苦しい脈搏(みゃくはく)のように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――熱六度三分、脈搏百、呼吸三十五...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...脈搏不整...
豊島与志雄 「反抗」
...ゆっくりした力強い脈搏のように感ぜられた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...二日体温、脈搏、呼吸とも普通になり、食慾が非常に進んできた...
中勘助 「胆石」
...四肢にはなほ快い土の脈搏が通つてゐる...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...まず脈搏(みゃくはく)からして検査しなくてはならん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...自分の脈搏(みゃくはく)の急に高くなったのを彼に気づかれはしまいかと...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...活き活きと脈搏(みゃくう)っているようにみえた...
山本周五郎 「竹柏記」
...ただならぬ脈搏(みゃくはく)があらわれておった」「なぜそれを黙っておられましたか」「病人のことじゃもの...
吉川英治 「新書太閤記」
...この時からその脈搏は止まってしまった...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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