...脈搏が速いです。 (My pulse is fast.)...
...脈搏を測ってください...
...脈搏を感じることができますか?(Can you feel my pulse?)...
...脈搏が弱いです。 (My pulse is weak.)...
...毎朝脈搏を測っています...
...しかも彼等は未(いま)だ嘗(かつ)て人生の脈搏(みゃくはく)に触れたことはない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...脈搏がいくら、熱が何度といふことまで我々に傳へた...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...わが脈搏(みやくうち)は小川の歌を乱しぬ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...呼吸も脈搏も絶え果てて...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...その時不自然に脈搏が高まったり...
江戸川乱歩 「心理試験」
...熱もないし脈搏(みゃくはく)も普通だしどこも何ともないと言ってると答えたら...
橘外男 「葛根湯」
...また何か微かな脈搏のようなもののために折々拡がったり縮まったりした...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...脈搏で罪人を検出する法...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...熱が高まって脈搏も多くなっていた...
豊島与志雄 「好意」
...然し脈搏が非常に不整で百二十五を上下した...
豊島与志雄 「二つの途」
...脈搏が百十五にも及んだ...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...ただわれには脈搏あるのみなるを覺えきわがしなやかなる身の...
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」
...指で私の脈搏にさはつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼の脈搏(みゃくはく)は毎日熱い血潮で波打っていた...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...この男の脈搏を見よ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...耳の中で血がどっどっと脈搏(う)ち...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...もしくは脈搏の七十幾つを経過する時間を標準として一分間と定めている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それが狂ふやうに躍るのではなく、今にも血を吐きはしまいかと思はれるやうに心臟が鼓動するのではなく、脈搏は大樣に、力強く波打つて、身體全體がほてつて來る...
吉江喬松 「霧の旅」
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