...脈搏が速いです。 (My pulse is fast.)...
...脈搏を測ってください...
...脈搏を感じることができますか?(Can you feel my pulse?)...
...脈搏が弱いです。 (My pulse is weak.)...
...毎朝脈搏を測っています...
...思惟の脈搏が歩一歩に高まり...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...自我の脈搏は今其調子を亂してゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...最早や脈搏も鼓動も止った木島を...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...呼吸も脈搏も絶え果てて...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...脈搏(みゃくはく)もあり...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...脈搏のひどい衰えが伴った...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...脈搏(みゃくはく)や呼吸なども実際「秒」で測るに格好なものである...
寺田寅彦 「空想日録」
...従って廃都ローランの地には再び生命の脈搏(みゃくはく)がよみがえって来るであろうし...
寺田寅彦 「ロプ・ノールその他」
...脈搏が、時に速くなり、時に緩くなった...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...朝――熱九度三分、脈搏百三十四、呼吸五十四...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...午――熱九度一分、脈搏百五十四、呼吸五十六...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...リズムの構造原始形態(潮、波、風――呼吸、脈搏、歩行)……(反復)(1)数学的解釈○時間――客観的法則性……(射影)質――量化×過失性×機械性×蓋然性(2)存在論的解釈○時間――現存在的把握性……(邂逅)量――質化×瞬間性×個人性×偶然性(3)歴史的解釈○時間――弁証法的構造……(記録―企画)質――量――質/過去性企画性\瞬間性/機械性集団性\個人性/蓋然性必然性\偶然性*『美・批評』一九三二年九月号...
中井正一 「リズムの構造」
...微かなる脈搏のみであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...まず脈搏(みゃくはく)からして検査しなくてはならん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...と脈搏が打つように動かしている...
三好十郎 「その人を知らず」
...それ又、どういふわけですと訊くと、素道氏の診斷學から觀ると、菊五郎氏の肉體は、吃又の上演以來、聲帶、脈搏、血行などが、そツくり吃患者の生態になつてしまつてゐるといふのである...
吉川英治 「折々の記」
...真実の二人になり切ろうと全能で脈搏しているほど...
吉川英治 「宮本武蔵」
...としてもその旋律が脈搏に乗って全身に囁きわたるのであった...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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