...脈搏が速いです。 (My pulse is fast.)...
...脈搏を測ってください...
...脈搏を感じることができますか?(Can you feel my pulse?)...
...脈搏が弱いです。 (My pulse is weak.)...
...毎朝脈搏を測っています...
...自我の脈搏は今其調子を亂してゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...闃(げき)として脈搏つ程の響もない...
石川啄木 「葬列」
...昨日は脈搏の試験と聯想診断をやって見たのですが...
江戸川乱歩 「心理試験」
...かすかに脈搏が感じられた...
太宰治 「姥捨」
...私の体(からだ)中に瀰漫(びまん)して居る血管の脈搏(みゃくはく)は...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...脈搏一三六、緊張していて不整も結滞もない...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...血圧一八五―――九七、脈搏九二、整...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...脈搏(みゃくはく)も例(いつも)のやうではなうて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...ただ脈搏が非常にいけなかった...
豊島与志雄 「好意」
...三十一日苦痛も熱も呼吸の数もすこしへったが脈搏(みゃくはく)が九十六にふえた...
中勘助 「胆石」
...二日体温、脈搏、呼吸とも普通になり、食慾が非常に進んできた...
中勘助 「胆石」
...微かなる脈搏のみであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の踵(かかと)をとほしてその土のもつ深い喜びと沈静とが私の脈搏に通ふ...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...脈搏を見てやらうと手をとつて見ても遁げぬ...
長塚節 「開業醫」
...まず脈搏(みゃくはく)からして検査しなくてはならん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...私たち女のその願いの熱い脈搏が...
宮本百合子 「あとがき(『明日への精神』)」
...天地の脈搏(みやくはく)のやうに聞えてゐるばかりである...
森鴎外 「妄想」
...「……この脈搏(みゃく)なら」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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