...走っているときに脇腹が痛くなった...
...けがをして、脇腹に包帯を巻く...
...脇腹を引っ張るような痛みがある...
...ヨガのポーズで、脇腹を伸ばす...
...肋骨と脇腹のあたりにタトゥーを入れたいと考えている...
...帆村の脇腹(わきっぱら)をつついて置いてから例の男の上衣(うわぎ)から失敬したものを...
海野十三 「西湖の屍人」
...巨大な脇腹を痛々しく上下させていた...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...だから人間でも脇腹(わきばら)か臍(へそ)のへんに特別な発声器があってもいけない理由はないのであるが...
寺田寅彦 「自由画稿」
...445槍の名將アイアース近く迫りて敵將の其脇腹を貫けば仰ぎ倒るゝ其めぐり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...竃(へっつい)の角で脇腹を打ったのが因(もと)で...
徳田秋声 「あらくれ」
...猛烈な拍車で彼らの脇腹(わきばら)をこすりながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...隱居の山右衞門は脇腹(わきばら)をゑぐられて血潮の中に息が絶えてゐるではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...障子越しに脇腹を刺されて――」十五の娘はこれだけ言つて唇を顫(ふる)はせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それからすこしあがったあたりと右の脇腹のところに甚松の身体にあったような文久銭ほどの赤痣が罌粟(けし)の花のように赤くクッキリと残っている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...木の根っ子でひどく脇腹をやられ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...象の脇腹には突傷はおろか...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...背中から脇腹が泥だらけじゃありませんかね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...計らずも運命の神が我等の主人公の脇腹や...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...馬の脇腹にすり寄つたり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ゼーロンの脇腹目がけて突きとおした...
牧野信一 「ゼーロン」
...かごにはさんであった雪駄が、揃(そろ)えられているのへ、足をのせて、やがて、上半身が外へ、出かかったその刹那、「おのれ! 片割れ!」ぐうッと、抱きすくめるようにして、切ッ先きを、脇腹に、突ッ込んだに相違ない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...左の脇腹に三寸余り切先(きつさき)が這入(はひ)つたので...
森鴎外 「大塩平八郎」
...後から彼の脇腹へ廻って来た...
横光利一 「上海」
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