...能う限りの経費節約を期して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...此処(ここ)において一方においては社会生成の為に能う限り個人の自由を制限するものと...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...」「能う限り罪の少なからんことこそ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「無学の人々には能う限り多くのことを教えねばいけない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...九十一歳の老年に能う限りの早さで扉の所に駆け寄り...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...能う限り論理的に...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...私の能う限り精密に調査した結果...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...労働の報酬を能う限り低くしておき...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...すべての個体はその存在において能う限り持続することに努めている...
三木清 「哲学入門」
...かくて後肢を以て能う限りの棗を窃(ぬす)めど後肢のほかは少しも動かさず...
南方熊楠 「十二支考」
...能う限り滑稽な話題で彼女を笑わせようとした...
宮本百合子 「或る日」
...私が日記にかきたいようなことは能う限りの率直さでつまりはみんな手紙にかいてしまうのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...模様は能う限り簡単な方がいい...
柳宗悦 「樺細工の道」
...それ故能う限り醜さを棄てて美しさを選ぼうとする...
柳宗悦 「民藝四十年」
...能う限りの資料を集めて見ようと思い...
柳田国男 「海上の道」
...とにかく能う限り史実に接して考究してみることが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...自分の力で能う限りの名声も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...およそ人間の感受力の能う限りを...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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