...野球の胴着を買いに行きます...
...着物の胴着を着けなければ、帯が締められません...
...京都の祭りで胴着を着た男たちが酒盛りをしていた...
...剣道の大会で胴着を着用している選手たちを見た...
...英語での胴着の訳語は「body protector」です...
...黒の胴着一つになって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...もそもそと犬の毛皮の胴着を脱ぎ...
太宰治 「逆行」
...上衣の胴着の下端の環が小舟の真中に腰を入れる穴の円枠にぴったり嵌(は)まって海水が舟中へ這入(はい)らないようにしてあるのは巧妙である...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...ウッドリの胴着の前から血がほとばしるのが見えた...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...なお宝石は胴着(ベスト)のかくしの中にあるのです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...大人の着るやうな胴着や...
徳田秋声 「チビの魂」
...銭函(ぜにばこ)の海岸で崖崩れの為死んだ愛犬の皮を胴着にしたのを被て...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ある夜姑(しゅうとめ)の胴着を仕上ぐるとて急ぐままに夜(よ)ふかししより再びひき返して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...赤ん坊の頭巾や胴着などを編み初めました...
豊島与志雄 「肉体」
...上着と胴着(チョッキ)の胸を一度にひろげて見せた...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...胴着(どうぎ)にする様なものだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...寒さと共に襦袢胴着(じゅばんどうぎ)の類でも重ねたのだろう...
夏目漱石 「道草」
...田町の姉より頼みの長胴着が出来たれば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...鉄骨入婦人胴着(コルセ)一手販売アランベエル商会この華やかな車を一瞥するや否や...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...子供の着物だとか胴着だとか云うものを小切れをはいで縫ったり口も利かずにして居るので...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...くしゃみをすれば大事な胴着を頭からかけてやって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...……そこらの山の中にもいそうな、ただのおさむらいが、袖なし胴着に、ふだん穿(ば)きの袴(はかま)をつけ、ちょこねんと、あぐらをくんでいるだけのお姿です...
吉川英治 「新書太閤記」
...オオ、筑波といえば、あれへ来るのは柿岡へやった野武士たちらしい」待ちかまえている所へ、毛皮の胴着に、野刀を佩(は)いた荒くれ男が四、五人、息をせいて、「弁円殿、ここにか」「待ちかねていた...
吉川英治 「親鸞」
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