...魚を捌く際に使用する胴切り包丁...
...貨物自動車などで車間を空けるため、荷台とキャブの間に設置される胴切り網...
...金博士の皿にのっている燻製の胴切(どうぎ)り蟒に目を走らせた...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...正面急転右替の胴切と出たところを...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...八尺胴切の鉄骨、首もとからねじられ、下の合首まで、蒸気鉄鎚(スチームハンマー)のするどい拍車の折返えしを喰って、へどをはきキャップを平ッぺに曳きこまれる...
大江鉄麿 「河の上の職場」
...窓で胴切にされて歩いてる男の姿が...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...人間を腹部から上下に分けた胴切りです...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...人間を腹部から上下に分けた胴切(どうぎ)りです...
中里介山 「大菩薩峠」
...無惨にも胴切りにされた鱒を持ち出して族長(カボラル)の前に置いた...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...六畳の上り端(はな)で欅(けやき)の胴切(どうぎり)の火鉢のまはりに...
平出修 「二黒の巳」
...怠惰の滝もこの頃では終日「送りの広場」に出て山から引かれて来る胴切りの木材の直径を計る仕事などに励んでゐました...
牧野信一 「舞踏会余話」
...胴切りの大木を荷にして...
牧野信一 「山を越えて」
...大原はいきなりナイフを執(と)りてフライの背中を胴切にせんとしければ中川笑い出し「大原君...
村井弦斎 「食道楽」
...あの美しい娘御(シャンシャン)が……コ……こげな恐ろしい事になろうとは……事もあろうに胴切りの真二つなぞと……」和尚の眼に初めて涙らしいものが湧いて来た...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その胴切りの真二つが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その日田金がドウヤラ今度の振袖娘胴切の事件(こと)の発端(おこり)らしいケニ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...屍体を胴切りにするような大胆者が...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...あのお熊さん胴切の一件についてこの赤猪口兵衛に目を付けなさった処は...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その方の申立てによってあの胴切りの下手人が相わかれば...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...……蔵元の娘胴切りそれかぎり熊なき詮議お先まっくら……赤猪口兵衛……」「ヘヘヘ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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