...渠は胡散臭い目付をしてチラリと対手の顔を見た...
石川啄木 「病院の窓」
...「胡散臭い爺やな...
薄田泣菫 「茶話」
...なんだか胡散臭い感じがするんです...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「親友たち」
...寝間着は胡散臭い恰好をして壁に懸かっていたが...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...「博士濫造」という廉でかねがね世間から胡散臭いものと見られている医学博士に関することだから...
戸坂潤 「社会時評」
...その材料も專門の側から見ると又胡散臭い材料があるかも知れませぬが...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...ヴォートランが彼等に胡散臭い印象を与えたとしても気に留めなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...胡散臭いやつはどこにもいるさ」と...
久生十蘭 「金狼」
...胡散臭い者どもは大騒ぎで注文しくさって...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...実は胡散臭い扱いをせざるをえず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
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