...胡座をかく (座って両足を組む)...
...胡座をかいていると足がしびれる...
...胡座をかいたまま仕事をしていると姿勢が悪くなる...
...胡座をかいている人を見ると、和やかな雰囲気がある...
...インドでは、床に胡座をかくのが一般的である...
...渡瀬は膳の角でしずくを切って……もう俺の知ったことじゃないぞ……胡座(あぐら)から坐りなおって...
有島武郎 「星座」
...自然人お寺の門のところにどっかと胡座(あぐら)をかいた...
犬田卯 「沼畔小話集」
...座敷に胡座(あぐら)をかいたまゝ...
薄田泣菫 「茶話」
...地面に胡座(あぐら)をかいている青年一が呼び停める...
林不忘 「安重根」
...そして胡座(あぐら)を組んだまま...
徳田秋声 「仮装人物」
...母屋の縁に胡座(あぐら)かいて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そしてすぐ胡座(あぐら)をかきながら...
徳永直 「工場新聞」
...船頭は胡座をかいた儘時々舵へ手を掛けただけで船は舳がぢやぶ/\と水に逆つてのぼつて行く...
長塚節 「芋掘り」
...畳の上へに胡座をかいて...
久生十蘭 「魔都」
...西宮は床の間を背(うしろ)に胡座(あぐら)を組み...
広津柳浪 「今戸心中」
...木華里(ムカリ)(札木合(ジャムカ)の前に胡座(あぐら)をかき)これは札木合(ジャムカ)王ですか...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...父と彼はいつの間にか火鉢を挟んで大胡座で...
牧野信一 「熱海へ」
...其処に胡座をかいて...
牧野信一 「妄想患者」
...帽子を胡座(あぐら)の上にのせ...
宮本百合子 「高台寺」
...肴をつまみ給え」「…………」「膝を崩したらどうです」東湖は大きく胡座(こざ)し...
山本周五郎 「新潮記」
...浴衣がけの大胡座(おおあぐら)で筮竹(ぜいちく)を斜(しゃ)に構えて...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...石栗虎太が胡座(あぐら)をかいて...
夢野久作 「二重心臓」
...其(その)上へ胡座(ござ)を敷(しく)やらおもちやの茶道具を運ぶやらすつかり来客の仕度をして待つて居り升た...
若松賤子 「黄金機会」
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