...異邦人に由て異邦人のために著わされし路加伝も亦イエスの言行を伝うるに方(あたり)て来世を背景として述ぶるに於て少しも馬太伝に譲らないのである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...即ち知る聖書は来世の実現を背景として読むべき書なることを...
内村鑑三 「聖書の読方」
...時代信念を背景として読むべき箇処である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...之等の維持者を背景として民族道徳が案外嚴格に守られて居ると云ふ明確な事實からして...
橘樸 「支那を識るの途」
...普通にいわゆる背景として他所から借りて来て添加したものでもない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...従って又歴史哲学を背景としている筈であった...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...嵐をはらむ雲を背景として幾十の船団が...
中井正一 「映画のもつ文法」
...換言すれば歴史的形態の構造を背景として...
中井正一 「リズムの構造」
...水戸を背景として...
中里介山 「大菩薩峠」
...文芸復興も仏蘭西(フランス)革命も露西亜(ロシア)革命も皆な文学を背景として演ぜられた...
中野秀人 「第四階級の文学」
...いつでも世界を背景として...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...陰気な夕立雲を背景として彼の姿を明るく照らし出しているのが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...怪談会を背景として...
松崎天民 「友人一家の死」
...聳(そび)える北漢山を背景として遥か大通を向うに光化門を仰ぐその光景は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...藩の財政を背景として京...
山本周五郎 「落ち梅記」
...金融界の乾(いぬい)の手輩としてN・R漁業権を背景として...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
...ところでそういう遭遇の起り得た背景としては...
和辻哲郎 「鎖国」
...この言葉は当時の生活不安を背景として見れば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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