...「背戸口から御免くださいまし」例の晴ればれした...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...背戸口の四つ目垣の外にお増がぼんやり立って...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...背戸口に馬を乗り捨てた橋本は...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...背戸口の井戸のところで待たされてゐた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...黙つて背戸口から家の中へ姿を隠してしまつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...そして薄暗い背戸口から...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...くたくたになつた藁草履を引つかけて背戸口から往来に出た...
平出修 「夜烏」
...そっと背戸口(せどぐち)から空(から)の容器を持込(もちこ)み...
柳田国男 「こども風土記」
...背戸口に立って再び振り返って見ると...
柳田国男 「山の人生」
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