...背向(うしろむき)に火桶(ひおけ)に凭掛(よりかか)っていたが...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...背向(うしろむ)きになったまま...
泉鏡花 「婦系図」
...ト背向(うしろむ)きに頸(うなじ)を捻(ね)じて...
泉鏡花 「婦系図」
...その夜また背向きになっている...
井上円了 「おばけの正体」
...その背向いた中の一人がみのるだつたと云ふ事にも腹が立つた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...お庄は顔を背向(そむ)けながら言った...
徳田秋声 「足迹」
...「自分に弱味があるからでしょう」お島は涙ぐんだ面(おもて)を背向(そむ)けた...
徳田秋声 「あらくれ」
...醜い涙顔に冷やかな目を背向(そむ)けるとは反対に...
徳田秋声 「仮装人物」
...面を背向(そむ)けるようにしているのを見ると...
徳田秋声 「仮装人物」
...若林は「ふむ」と顔を背向(そむ)けていたが...
徳田秋声 「縮図」
...彼は何うかすると顔を背向けて泣いてゐる三郎に気づいた...
徳田秋聲 「老苦」
...背向(うしろむ)きの石地蔵(いしじぞう)が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...耳を背向(そむ)けて...
直木三十五 「南国太平記」
...思はず顔を背向(そむ)けた程無気味であつた...
長與善郎 「青銅の基督」
...小万は顔を背向(そむ)けながら口をつぐんだ...
広津柳浪 「今戸心中」
...顔を背向(そむ)けようとして反向(そむ)けられないでいる苦悶の表情に外ならなかった...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...顔を背向(そむ)けている...
夢野久作 「名君忠之」
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横瀬夜雨 「花守」
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