...それはこの動物の背光性 negative phototropism によって説明されるであろう...
寺田寅彦 「柿の種」
...皆が皆背光性の虫か長い魚の様でした...
松永延造 「職工と微笑」
...ぱッと甲板に打ち上った波は背光を受けたコルシカの岩より高く裂け散って...
横光利一 「旅愁」
...諸佛のうしろから背光を見せてあるのは...
吉川英治 「折々の記」
...不徳にして眞の背光がない脆さを感じるからであつて...
吉川英治 「折々の記」
...その背光を負って...
吉川英治 「私本太平記」
...仏陀の背光(はいこう)にも似たものといえよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...民衆が捧げた花環(はなわ)や背光であって...
吉川英治 「親鸞」
...市街の背光をなしている低山群も...
吉川英治 「随筆 新平家」
...以前にうるさいと感じたあの線条的な背光も...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...火焔をはさんだ背光の放射的な線と...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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