例文・使い方一覧でみる「背伸」の意味

...インスタントラーメンのために背伸びをして肩を窄めた学生たち... インスタントラーメンのために背伸びをして肩を窄めた学生たちの読み方

...斜めに傾斜した分割鏡を使って、自分が背伸びした時の姿勢をチェックすることができる...

...彼は背伸びをしたら... 彼は背伸びをしたらの読み方
池谷信三郎「橋」

...大きく背伸びをしました... 大きく背伸びをしましたの読み方
梅崎春生「Ｓの背中」

...程近い飛鳥神社の木立は、まばらに透いて見え、背伸びをすると、耳無し山が寒さにかじけたやうに背を圓めて、つつ伏してゐるのがついそこに見られる...
薄田泣菫「飛鳥寺」

...」私は少し背伸びして... 」私は少し背伸びしての読み方
太宰治「佐渡」

...時々背伸びをしようとしたり... 時々背伸びをしようとしたりの読み方
谷崎潤一郎「Dream Tales」

...そこで、深呼吸をして、背伸びをして、起き上らねばならないのだが……...
豊島与志雄「新たな世界主義」

...梯子を立てかけた山崎譲は、左手に濡手拭をさげたままでドシドシと梯子を上って行くから、「旦那、何をなさるんでございます」甘酒屋の親爺が仰天すると、梯子を一段だけ踏み残して上りつめていた山崎譲は、背伸びをして、その甲源一刀流の大額の、門弟席の初筆から三番目の張紙の上へ、グジャグジャに濡れていた手拭を叩きつけたから、「先生、ナ、ナニをなさるんで」七兵衛もまた、甘酒屋の老爺と同じように慌（あわ）てました... 梯子を立てかけた山崎譲は、左手に濡手拭をさげたままでドシドシと梯子を上って行くから、「旦那、何をなさるんでございます」甘酒屋の親爺が仰天すると、梯子を一段だけ踏み残して上りつめていた山崎譲は、背伸びをして、その甲源一刀流の大額の、門弟席の初筆から三番目の張紙の上へ、グジャグジャに濡れていた手拭を叩きつけたから、「先生、ナ、ナニをなさるんで」七兵衛もまた、甘酒屋の老爺と同じように慌てましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...むやみに背伸びをして... むやみに背伸びをしての読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...こっちの（と木之助を見て）小さい方は今年（ことし）はじめてだな」木之助は小さく見られるのが癪（しゃく）だったので解（わか）らないようにちょっと背伸びした... こっちの小さい方は今年はじめてだな」木之助は小さく見られるのが癪だったので解らないようにちょっと背伸びしたの読み方
新美南吉「最後の胡弓弾き」

...野次馬の後ろから背伸びをしてこんな事を言うのです... 野次馬の後ろから背伸びをしてこんな事を言うのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...いくら背伸（せのび）したつて... いくら背伸したつての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...自分の卑小さから背伸びをする... 自分の卑小さから背伸びをするの読み方
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...背伸びをするようにグッと胸をそらすと... 背伸びをするようにグッと胸をそらすとの読み方
久生十蘭「キャラコさん」

...絶えず爪先で背伸びをしては... 絶えず爪先で背伸びをしてはの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...出来るだけ自分の年齢の上に背伸びをしているためでもあったのだ...
堀辰雄「聖家族」

...ブロンドの噴煙がまつ直ぐに背伸びする... ブロンドの噴煙がまつ直ぐに背伸びするの読み方
三好達治「霾」

...そこの窓から背伸びして覗いていると... そこの窓から背伸びして覗いているとの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...爪先（つまさき）で背伸びをする... 爪先で背伸びをするの読み方
ルナアル　Jules Renard 岸田国士訳「にんじん」

「背伸」の読みかた

「背伸」の書き方・書き順

いろんなフォントで「背伸」