...胆勇(たんゆう)...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...椿岳の全生活は放胆自由な椿岳の画そのままの全芸術であった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...帆村荘六の大胆な説は...
海野十三 「宇宙戦隊」
...これほどの大胆のしわざをする賊のことですから...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...さしもの名家竜胆寺家も...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...「大胆にも程のあるお方じゃ...
田中貢太郎 「轆轤首」
...やがてだんだん大胆(だいたん)になっていった...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そういう落胆の発作は長くつづきはしない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...西洋の肉売る店の前を過ぎて見るから恐しい真赤(まっか)な生血(なまち)の滴(したた)りに胆(きも)を消した私は...
永井荷風 「監獄署の裏」
...幸いここは胆吹山で...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様の胆吹に於けるものは...
中里介山 「大菩薩峠」
...中に大胆に双眼鏡を天に向ける人には...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...用心棒には持って来いの胆(きも)っ玉の太い男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰よりも甚く度胆を抜かれて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...さも/\落胆したやうに膝の上の古本を投げ出した...
牧野信一 「断唱」
...大胆不敵といった人材でなければならない...
山本周五郎 「半之助祝言」
...鬱勃(うつぼつ)たる二十九の胆と血しおとは...
吉川英治 「源頼朝」
...二つに頒(わ)ける魂胆であった」「う...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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