...小胆ものだから自然に日本の現状即ち政治的関係に左右されたわけである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...肝胆相照らしているではないか...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...何たる大胆さであろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...五十名の胆吹王国の総動員をしたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...胆力は命の遣り取りの劇(はげ)しい...
夏目漱石 「それから」
...これ程までに大胆に...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...ほんとに仕様がないネー」ト落胆した容子(ようす)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...今度(こんだ)御免にお成りだとお聞きなすったらさぞマア落胆(がっかり)なさる事だろうが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...屹度お前は大胆になつてゐるに違ひなからう...
牧野信一 「舞踏会余話」
...「大胆な真似をしたわけだな!」と鴎丸は益々眼を丸くして舌を巻いた...
牧野信一 「円卓子での話」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...開国は寧(むし)ろ大胆な...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...お前達は団結して大胆な企を始めたのだな...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...皮と熊胆(くまぎも)を附近の里へ持って出て...
柳田国男 「山の人生」
...……あんな消化不良の胆石もちなどが...
山本周五郎 「半之助祝言」
...子供の癖に真夜中に起きて家(うち)の中をノソノソ歩きまわるなんて……何て大胆な……恐ろしい娘(こ)でしょう……」マダムの口調は憎しみにみちみちていた...
夢野久作 「継子」
...胆(たん)は斗(と)のごとしだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...胆(きも)をつぶしながらも...
吉川英治 「神州天馬侠」
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