...甲胄姿の幽霊が現はれる処に新味が有るといふ事で...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...其(その)語(ことば)の鋭鋒(きっさき)を防(ふせ)ぐ甲胄(よろひ)を與(おま)さう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...身(み)に甲胄(かつちゆう)をつけ劍(つるぎ)を佩(は)いてゐる勇(いさ)ましい形(かたち)をしたのがあり...
濱田青陵 「博物館」
...甲胄(かつちゆう)もまた墓(はか)の中(なか)からたくさん出(で)て來(く)るのです...
濱田青陵 「博物館」
...もちろんこの鐵(てつ)の甲胄(かつちゆう)の他(ほか)に...
濱田青陵 「博物館」
...あの埴輪人形(はにわにんぎよう)に甲胄(かつちゆう)を裝(よそほ)ふたのが遺(のこ)つてをりますので...
濱田青陵 「博物館」
...(第六十九圖(だいろくじゆうくず))第六十九圖 日本古墳發見甲胄(チ)馬具(ばぐ)...
濱田青陵 「博物館」
...華胄界(かちゅうかい)に率先して開戦論をとなえ...
久生十蘭 「湖畔」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...またただの甲胄(かっちゅう)をつけた武人とも見える...
吉川英治 「江戸三国志」
...かつては華胄界自體の一部から...
吉川英治 「折々の記」
...日本から贈つた甲胄と刀劍を持つてムツソリニ首相の室を訪れた際...
吉川英治 「折々の記」
...あの具足甲胄をきた武者と稱するものも...
吉川英治 「折々の記」
...敵の甲胄(かっちゅう)武者十八人まで斬り伏せて戦死したという...
吉川英治 「剣の四君子」
...指揮官は金や銀の甲胄をつける...
和辻哲郎 「鎖国」
...翌日、十三人の先頭であったペドロ・デ・カンディアが、甲胄に身を堅め、剣をつるし、銃を肩にして上陸した...
和辻哲郎 「鎖国」
...輝く甲胄を着て雷火を手にした「太陽の子」らは...
和辻哲郎 「鎖国」
...途中で甲胄をつけた兵士の部隊にいくつか行き逢った...
和辻哲郎 「鎖国」
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