...最近胃病を患っているので、辛いものは避けています...
...胃病を予防するために、食事に気をつけています...
...胃病の治療には、適切な薬物療法が必要です...
...胃病にならないように、規則正しい生活を心がけています...
...私の祖母は胃病がちで、毎日消化の悪さに悩まされています...
...前からあった胃病が...
有島武郎 「或る女」
...胃病持ちは面倒臭(めんどくさ)いなと一草亭は思つた...
薄田泣菫 「茶話」
...少くとも「武士道」や「監獄」や「胃病の薬」のやうな...
薄田泣菫 「茶話」
...いつなおるかわからない頑固な胃病に苦しんでいる彼の心持ちは...
寺田寅彦 「球根」
...よほど以前から素地(したじ)のあった胃病が...
徳田秋声 「黴」
...五尺たらずで、胃病もちで、しなびた小さい顔にいつも鼻じわよせながら、ニヤリニヤリと皮肉な笑いをうかべている男だった...
徳永直 「白い道」
...始めて真個の力量ある首領を発見せむされど同化の前には淘汰を必要とす漫に大食すれば必らず胃病を生ずるを以てなり大隈伯の同化力を以てすと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...慢性の胃病で、足がだるくて、細君の注意で足の下にあてがう布団が発明されて、それが習慣になって、五六年続いて、寝台車では鞄まで使って、足をぶら下げるようなことになって……...
豊島与志雄 「足」
...溜飲無暗にさがって天下また胃病患者を断つに至らん...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...その上には鉛色(なまりいろ)の空が一面に胃病やみのように不精無精(ふしょうぶしょう)に垂れかかっているのみである...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...君の神經衰弱は段々全快のよし結構小生の胃病も當分生命に別條はなささうです...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...胃病を驚かしてやらなければ駄目だ...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...いや実際この男は胃病でといつでも証人に立ってくれた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...彼の説によるとすべて胃病の源因は漬物にある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...漬物さえ断てば胃病の源を涸(か)らす訳だから本復は疑なしという論法であった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...有名な人に紹介して上げます」「真平(まっぴら)ご免(めん)だ」「胃病が癒(なお)りますばい」「癒らんでも差支(さしつか)えない」「そげん頑固張(がんこば)りなさるならやむを得ません...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...彼はずつと前から胃病だつたので時々道端で吐くことがあつたのである...
北條民雄 「道化芝居」
...胃病の人には不消化物よりも流動物の方が毒になるし...
村井弦斎 「食道楽」
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