...あれもきっと肺病(はいびょう)だなと思われるあおい顔の人などを見たりして...
伊藤左千夫 「廃める」
...私は肺が悪い、病人だ...
海野十三 「空襲警報」
...それは夫人が夫博士に宛てた一通の書置(かきおき)であって中の文句は、永年の肺病で、自分も苦しみ、周囲にも迷惑を掛けていることが、最早や耐えられなくなったから、茲に覚悟の自殺をとげる...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...終には誰も彼もが肺病に罹る様になつた...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...ゴリキイ危篤4・14(夕)ゴリキイが肺炎で危篤だといふ事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...トラホームの子供や肺病やみみたいなおかみさんや蒼(あお)んぶくれのじいさんなどが...
高見順 「いやな感じ」
...人をしてその肺腑を苦しましめるものがあった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...悪くすれば肺炎になりますと医者に嚇(おど)かされて一箇月近くも臥るのが例になっているので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これを何と読むだろう――肺を病んで...
丹沢明 「工女の歌」
...急に首を捻(ひね)って肺のところをとんとんと強く敲(たた)きはじめた...
徳田秋声 「足迹」
...肺病なんか可怕(おっかな)くて...
徳田秋声 「あらくれ」
...その空気に肺を順応させ...
豊島与志雄 「作家的思想」
...あたかも肺の強くない人の...
夏目漱石 「それから」
...肺臓全体に煙の行きわたるように...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...先づ腹部を切開して、それから胸腔に及んで、内臟の全くを露出する……膓でも、胃でも、腎臟でも、膀胱でも、肺でも、心臟でも、または動脈でも靜脈でも、筋(きん)でも骨でも、神經でも靭帶(じんたい)でも、巧に、てばしこく摘出しまた指示して、そして適宜に必要な説明を加へる...
三島霜川 「解剖室」
...(ウェルギリウス)ヒッポクラテスには「肉体にみなぎる精気」と、ウァロには「口から入り、肺臓で温められ、心臓で調節され、全身にあふれる空気」と、ゼノンには「四原素の精髄」と、ヘラクレイデス・ポントスには「光」と、クセノクラテスおよびエジプト人には「動く数(ノンブル・モビル)」と、カルデア人には「定形なき一つの徳」と、教えた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...永年の肺病に囚(とら)われて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...後に敵の肺心に迫るための...
吉川英治 「新書太閤記」
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