...自分のさっきの弁護依頼人に向って肩肱を張って...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...威張り散らすような風で彼に向って肩肱を張って...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...肩肱、張って騒ぐより、算盤を弾く方が大事じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...なにかといえば肩肱張っていきりだすという風だから...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...かれらは肩肱を張り...
山本周五郎 「思い違い物語」
...みんな肩肱(かたひじ)を張って侃々(かんかん)とののしり叫んだ...
山本周五郎 「城を守る者」
...「――肩肱(かたひじ)をいからしていても...
山本周五郎 「竹柏記」
...すまして肩肱を張ってるが...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...些細(ささい)なことにもすぐ肩肱(かたひじ)を張る癖がついているからです...
山本周五郎 「日本婦道記」
...肩肱(かたひじ)を張ってむっとふくれていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...肩肱(かたひじ)いからしている七...
吉川英治 「剣難女難」
...あの人のことですから肩肱(かたひじ)張(は)ってこう問いつめたものらしいのです」「なるほど」「すると...
吉川英治 「剣の四君子」
...一角ほど肩肱(かたひじ)は張らないが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...肩肱(かたひじ)を突ッ張っている無法者...
吉川英治 「宮本武蔵」
...肩肱(かたひじ)張(は)った理窟(りくつ)ばかりではない...
吉川英治 「夕顔の門」
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