例文・使い方一覧でみる「肥」の意味


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...苟も靈の糧となつて之をすことならば姦淫でも裏切りでも何でもやつつけてやらうと思つてゐた...   苟も靈の糧となつて之を肥すことならば姦淫でも裏切りでも何でもやつつけてやらうと思つてゐたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...小作料やら、納税やら、料代やら、さういつた生活費に追はれてゐて、何時まで経つても水呑百姓から脱することが出来ないのです...   小作料やら、納税やら、肥料代やら、さういつた生活費に追はれてゐて、何時まで経つても水呑百姓から脱することが出来ないのですの読み方
有島武郎 「私有農場から共産農団へ」

...膨(むつち)りとつた手で静かにその解職願を校長の卓から取り上げた...   膨りと肥つた手で静かにその解職願を校長の卓から取り上げたの読み方
石川啄木 「足跡」

...大黒さまのようにった顔が...   大黒さまのように肥った顔がの読み方
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」

...この労働者ひとりを丁度宜(よ)い加減にらせるには...   この労働者ひとりを丁度宜い加減に肥らせるにはの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...柄(え)の短い後鍬を不器用な手に握ったものだ...   柄の短い肥後鍬を不器用な手に握ったものだの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...塚巴月等も皆彼れの先輩にして...   肥塚巴月等も皆彼れの先輩にしての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...え太ったまま何故腐敗しないのであろうかと...   肥え太ったまま何故腐敗しないのであろうかとの読み方
西尾正 「墓場」

...昨夜のった老女が...   昨夜の肥った老女がの読み方
野村胡堂 「悪人の娘」

...少しつた、丸ぽちやの愛嬌者で、十九にしてはませて居りましたが、蓮葉(はすつぱ)で口上手で、誰にも世辭が良いので、町内の男達の評判は大したもので、現に八五郎なども、その崇拜者(すうはいしや)の一人だつたかも知れません...   少し肥つた、丸ぽちやの愛嬌者で、十九にしてはませて居りましたが、蓮葉で口上手で、誰にも世辭が良いので、町内の男達の評判は大したもので、現に八五郎なども、その崇拜者の一人だつたかも知れませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...昔は音に響いた荒牛(トオロオ)を無数に送り出した囲い場であったそうだが今は堆場になっているので...   昔は音に響いた荒牛を無数に送り出した囲い場であったそうだが今は堆肥場になっているのでの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...四年前に逢つた時とは少しつて好い血色をしてゐた...   四年前に逢つた時とは少し肥つて好い血色をしてゐたの読み方
室生犀星 「京洛日記」

...この時後国熊本の城主細川越中守斉護(なりもり)の四子寛五郎(のぶごろう)は...   この時肥後国熊本の城主細川越中守斉護の四子寛五郎はの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...その塵芥に身をやして...   その塵芥に身を肥やしての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...「……お可愛らしくまるまるとえて...   「……お可愛らしくまるまると肥えての読み方
山本周五郎 「菊屋敷」

...杉乃は子を産んでから少しえ...   杉乃は子を産んでから少し肥えの読み方
山本周五郎 「竹柏記」

...「土君か」あまり浮かない顔だった...   「土肥君か」あまり浮かない顔だったの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...そのあらましを土実平にゆだね...   そのあらましを土肥実平にゆだねの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「肥」の読みかた

「肥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「肥」

「肥」の英語の意味

「肥なんとか」といえば?   「なんとか肥」の一覧  


ランダム例文:
器ではない   木鶏   日参する  

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