...僕にとつて肝要な問題はフエームではなくてライフだからだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...こんなふうな問題は能率(商品的な意味ばかりでなく)のうえから最も肝要なテーマであるが...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...あるいはそれ以上に肝要なことである...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...その他栽培に一番肝要な時期だつたわけであるから...
高村光太郎 「開墾」
...これが内面の写生には最も肝要なものである...
田山録弥 「小説新論」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...議会でも暴露の泥仕合にのみ忙しくして積極的に肝要な国政を怠れば真面目な国民は決して喜ばないであろうと同様に...
寺田寅彦 「学位について」
...中心の肝要なことはすべてぼかしてしまったのですもの...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...というのが彼女にとっては肝要なことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それこそ肝要なことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...肝要なことは愛し合うということである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして肝要なのは...
豊島与志雄 「風俗時評」
...それをうまく捉えることが肝要なのだ...
豊島与志雄 「未来の天才」
...わるくすると肝要な事を書き落とす...
夏目漱石 「三四郎」
...衣服は五體を守る肝要なるものなれば...
福澤諭吉 「養生の心得」
...大方の諸賢は先づ世の化粧術師に対しては慎重なる注意を施すべきが肝要なり...
牧野信一 「変装綺譚」
...凡例一 地理の肝要なる事...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...そしてその点の認識が哲学にとって肝要なのである...
三木清 「哲学入門」
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