...時の警保局長の個人的肝入りで話し合いになった例の帝国文芸院(後に文芸懇話会)や...
戸坂潤 「思想としての文学」
...警官や有力者の肝入りで...
豊島与志雄 「ものの影」
...會所の規定は、幕府より一萬兩づつ兩度の差加金を得て、會所の基本元資にし、勘定所用達十人に委託して貸付け、その利子で吏員、用達商人、年番肝入り、名主の手當を給し一ヶ年の町費額を定め、前五ヶ年平均町費を差引き、其減額の一分は町内臨時の入費、二分は地主の増收、七分を積立金とし、明治初年、拜領地、拜借地返上のとき會へ抵當になつてゐた地所を下付されたので、千七百五ヶ所の地所をもつてゐたが、八年にはみんな賣却してしまつた...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...金子男の肝入りで夫妻となるように纏(まとま)った仲である...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...七月十四日(火曜)今日は十一時から研究課の坪内・園池の肝入りで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...九時から杉寛の肝入りで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ハネて、今夜は、生駒の肝入りで、公園裏のふじ松て家へ、染井三郎・石井春波を招いてウイをのみつゝ昔の弁士ばなし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...屋井の肝入りで中州の中村へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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