...その君があっと驚いてる隙に乗じてこの事実奇談(これだけはほんと)を運んで行こうという肚(はら)なんだが...
谷譲次 「踊る地平線」
...一旦人類を愛しようと肚を決めたが最後...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...今でも茶番をやっているのだ』と肚の中でつぶやくのではあるが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...庄吉が、首をすくめた刹那(しまった)と、肚の中で、絶叫した...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、ほっと、安心し、呼吸をついだ時「馬鹿がっ」それは、大きく、鋭く、月丸の肚の中を、拳で突き上げるように、響いた...
直木三十五 「南国太平記」
...簡単に肚(はら)がきまった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...植木屋の云ふことが妙に肚へをさまらない氣持ちで...
林芙美子 「風媒」
...このお客の肚(はら)には単なる好奇心ではなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...細君は肚の中で考えた...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...」少々向つ肚がたつたので云ひ返した...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...三渋面をつくると私の肚立ちは...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
...彼はこう肚(はら)をきめた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...肚を持ち直すのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...主君の肚(はら)を知らないでは充分な奉公はできないにちがいないが――それにしても...
吉川英治 「新書太閤記」
...その肚の底には持つものを確(しか)と持っての秀吉であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...仲間に加えてやろう)不死人の肚はそうきまったが...
吉川英治 「平の将門」
...「よウし!」一角の肚(はら)がきまッた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...武蔵の肚(はら)ぐろいことをさんざん罵(ののし)って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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