...肌身はなさずとも...
芥川龍之介 「片恋」
...万一の用にもと肌身はなさずつけていた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...つねづね肌身はなさず持ち歩いている『ヨーロッパ通報』〔(当時のリベラリスティクな大雑誌)〕をあけて読んでいるという男だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...親ゆずりで肌身はなさずの品でござんすが...
中里介山 「大菩薩峠」
...死ぬまで肌身はなさず...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...肌身はなさず大切にした...
野村胡堂 「胡堂百話」
...肌身はなさず持ち歩いたのである...
火野葦平 「花と龍」
...肌身はなさず大切にしている...
山本周五郎 「落ち梅記」
...かれは肌身はなさずに所持している聖書の羊皮(かわ)表紙をなでていました...
吉川英治 「江戸三国志」
...常に肌身はなさず持って...
吉川英治 「三国志」
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