...「肌合いが良い」と言われると、肌の調子が良いという意味です...
...「肌合いが悪い」と言われると、肌の調子が悪いという意味です...
...「肌合いが合わない」と言われると、相手との相性が合わないという意味です...
...「肌合いのいい食材を使ったレシピを教えて」といった風に、素材の質が良いことを表現する場合もあります...
...「肌合いに合わせたスキンケアをしている」といったように、肌質に応じたスキンケアを行うこともあります...
...次男坊で肌合の変っていた三四郎は...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...優しい肌合があるものだから...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...この辺ではあまり見かけない肌合の...
中里介山 「大菩薩峠」
...ドコか肌合いにやさし味もあると見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「この肌合(はだあい)と...
夏目漱石 「草枕」
...肌合(はだあい)の相違...
夏目漱石 「明暗」
...身分不相応な贅(ぜい)で、生意気にお月様などを眺めながら、十七文字を揃えていると、いきなり鼻の先へ人間が降る騒ぎでしょう、全く、こんなに驚いたことはありません」なるほど、俳諧(はいかい)の一つぐらいは捻(ひね)りそうな、質屋の亭主にしては、肌合の粋な男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生活を營(いとな)んで居ると言つた肌合の人間でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――これは火事と喧嘩が飯より好きといふ肌合の男で御座います...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな肌合の人間は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二十五六の一寸肌合の意氣な男でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こういった肌合いの女――金が有り余って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...他意のない笑顔を見せるような肌合いの男でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...此方で訊きたいことの三倍も物を言ふ肌合ひの女です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...肌合は間違ひもなく町人で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んとなく几帳面さが見えると言つた肌合でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たいした湯の好きな肌合いらしくはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...意気といったようなもの――侠(きゃん)といったようなもの――この辰巳(たつみ)の女だけが持つさまざまな心伊達(だて)だの肌合(はだあ)いの中に溶(と)け入って...
吉川英治 「春の雁」
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