...「肌合いが良い」と言われると、肌の調子が良いという意味です...
...「肌合いが悪い」と言われると、肌の調子が悪いという意味です...
...「肌合いが合わない」と言われると、相手との相性が合わないという意味です...
...「肌合いのいい食材を使ったレシピを教えて」といった風に、素材の質が良いことを表現する場合もあります...
...「肌合いに合わせたスキンケアをしている」といったように、肌質に応じたスキンケアを行うこともあります...
...肉體の肌合ひがどこもすべてすべ/\し過ぎて締りがないやうであつたのに氣が付いた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私は学究的肌合だと断定してよいと思う...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...其角という人は元禄時代の俳人としては比較的華奢(かしゃ)な心持を抱いた人で寂し味に生命を見出した芭蕉の弟子としては大分肌合の違った人でありますが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...青年らしい肌合が...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...鼠色がかった白釉の肌合も...
寺田寅彦 「ある日の経験」
...ドコか肌合いにやさし味もあると見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...肌合いも色合いも変ったが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...身分不相応な贅(ぜい)で、生意気にお月様などを眺めながら、十七文字を揃えていると、いきなり鼻の先へ人間が降る騒ぎでしょう、全く、こんなに驚いたことはありません」なるほど、俳諧(はいかい)の一つぐらいは捻(ひね)りそうな、質屋の亭主にしては、肌合の粋な男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――これは火事と喧嘩が飯より好きといふ肌合の男で御座います...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...好感を持たせる肌合の人間です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...情熱の體温を感じさせずには措かない不思議な肌合ひの女です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎にさう鑑定されても文句のないやうな小意氣な肌合ひの男でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その明智(めいち)の裁(さば)きに享楽するといった肌合いの男です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何んとなく几帳面さが見えると言つた肌合でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たいした湯の好きな肌合いらしくはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...笑って押し切ってやろうと言った肌合の人間です...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...気質の肌合いがちがうと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その二人の肌合いや画臭のうちに...
吉川英治 「雪村筆「茄子図」」
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