...松永の肋骨が二本足らないんだとさ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...彼の肋骨(ろっこつ)を一本一本押えた...
梅崎春生 「幻化」
...肋骨(ろっこつ)は折れ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...今では右の胸に肋骨はほとんどない...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...そのためによけい突き出すやうに持上つて見える肋骨の形...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...肋骨(ろっこつ)の一枚一枚で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...』かくいひてとりおとせる肋骨を拾ひ揚げながら...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...肋膜で病らったあの大病のあとの...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...動かないように自分の身体を肋材へしばりつけているのだった...
久生十蘭 「ノア」
...彼に彼が肋膜炎(ろくまくえん)を再発していることを告げた...
堀辰雄 「恢復期」
...左右の肋骨を交(こもご)も引き寄せて体を代る代る左右に曲げ...
南方熊楠 「十二支考」
...この麟板は一枚ごとに左右一対の肋(あばら)と相伴う...
南方熊楠 「十二支考」
...いとしい「モール」がこの年は肋膜炎で絶望となった...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...胸の肉が膨らんでいて下の方へ手を当ててみると肋骨(あばらぼね)の中央(まんなか)の一番終(しま)いが突出て尖(とが)って...
村井弦斎 「食道楽」
...意味は鶏の肋骨は棄てゝもいいやうなものゝ...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...飲みに出なければ逆に肋骨(あばらぼね)の二三本は叩き折ってやったんだが」「悪く思わないでくれ」と...
山本周五郎 「花も刀も」
...肋骨がメリメリと音を立てて千切(ちぎ)れて行くような……今にも肺臓が引き裂かれて...
夢野久作 「暗黒公使」
...「鶏肋(けいろく)鶏肋」と...
吉川英治 「三国志」
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