...河上肇君といふやうな連中も紹介の勞をとつてくれたのですが...
石川三四郎 「浪」
...肇さんは起き上ツて...
石川啄木 「漂泊」
...』肇さんは俯向いて居て...
石川啄木 「漂泊」
...』肇さんは、恁(かう)云ツて、温和(あたゝか)い微笑を浮かべ乍ら、楠野君の顏を覗き込んだ...
石川啄木 「漂泊」
...それから森律子は同郷の森肇氏の令嬢というので...
高浜虚子 「丸の内」
...中古より降って始めて多端を肇(はじ)む...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...いよ/\肇国の精神を顕揚し...
種田山頭火 「松山日記」
...(私は現代の啓蒙家の代表者として河上肇博士の如きを挙げることが出来ると思う...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...「天皇と人民は一つの根源より生まれ肇国以来一体となつて栄えて来たものである...
戸坂潤 「社会時評」
...河上肇博士は普通の意味では決して独創的な所謂思想家ではないが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...新幹事名は左の通り戸坂潤 岡邦雄 服部之総 清水幾太郎富山小太郎 小倉金之助 羽仁五郎 内田昇三並河亮 丘英通 林達夫 舟木重信内山賢次 田代三千稔 松浦喜久太郎 船山信一相川春喜 堀真琴 永田広志 早瀬利雄三浦恒夫 石川湧 石原辰郎 中村平三秋本佐夫 相沢秀一 玉城肇 刈田新七森宏一 新明正道 喜多野精一 山田章一方に於て毎週数回開催し来った研究会は...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...賀川肇の腕を切って来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...河上肇(かわかみはじめ)氏の第二貧乏物語...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...河上肇博士が、花か虫かを見て政治と没交渉な俳句を一句詠んだとする...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...『貧乏物語』で有名になられた河上肇博士が次第に学生たちの注意を集めていた...
三木清 「読書遍歴」
...唐の李肇が書いた『唐国史補』は...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...土井は大目附時田肇(ときだはじめ)に...
森鴎外 「大塩平八郎」
...河上肇君のことなど京都の河上肇君も...
柳田国男 「故郷七十年」
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