例文・使い方一覧でみる「肅」の意味


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...かの々(しゆく/\)として頑強に巓(いただき)を極めむとする歩(あゆみ)を...   かの肅々として頑強に巓を極めむとする歩をの読み方
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」

...なんといふ嚴沈痛な姿であらう...   なんといふ嚴肅沈痛な姿であらうの読み方
薄田泣菫 「飛鳥寺」

...最(い)と(しめ)やかなり...   最と肅やかなりの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...嚴なものを感じた...   嚴肅なものを感じたの読み方
太宰治 「當選の日」

...煙管一本持つた者が無い位靜である...   煙管一本持つた者が無い位靜肅であるの読み方
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」

...孔明を歌へる杜少陵の句『宗臣遺像清高』が思ひ出される...   孔明を歌へる杜少陵の句『宗臣遺像肅清高』が思ひ出されるの読み方
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」

...乃ち閣下が官紀振の言責を實行する能はざるも...   乃ち閣下が官紀振肅の言責を實行する能はざるもの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...曾て官紀振行政統一の實を擧ぐることなく...   曾て官紀振肅行政統一の實を擧ぐることなくの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...其見物人といふのが大抵は百姓や漁夫のやうなものであるだらうがそれが子供に至るまで靜にして居たのは意外であつた...   其見物人といふのが大抵は百姓や漁夫のやうなものであるだらうがそれが子供に至るまで靜肅にして居たのは意外であつたの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...全(まつた)くわき眼(め)も振(ふ)らないやうな蜂(はち)の動作(どうさ)は變(へん)に嚴(げんしゆく)にさへ見(み)えた...   全くわき眼も振らないやうな蜂の動作は變に嚴肅にさへ見えたの読み方
南部修太郎 「畫家とセリセリス」

...國民の嚴な信託によるものであつて...   國民の嚴肅な信託によるものであつての読み方
日本国 「日本國憲法」

...然(しゆくぜん)と靜まり返つて居ります...   肅然と靜まり返つて居りますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...この上の苦しみもないことを約し給うたかを話したとき――その聲はなほ一層の嚴な調子となり...   この上の苦しみもないことを約し給うたかを話したとき――その聲はなほ一層の嚴肅な調子となりの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...一時間の嚴な祈りによつては...   一時間の嚴肅な祈りによつてはの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...三代公綱條(しゆくこうつなえだ)は享保三年に薨じた...   三代肅公綱條は享保三年に薨じたの読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

...公綱條が家を繼いだ...   肅公綱條が家を繼いだの読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

...嚴な、透明な、輝かしい、そして一切が淨化せられた、しかも無限の一方に連續してゐる氣分、これはまたユングフラウなぞの頂上に立つた時の感じなぞとは異つた、一種のやすらかさの伴つた、人界の中にゐながらにして感ぜらるる壯美の極致である...   嚴肅な、透明な、輝かしい、そして一切が淨化せられた、しかも無限の一方に連續してゐる氣分、これはまたユングフラウなぞの頂上に立つた時の感じなぞとは異つた、一種のやすらかさの伴つた、人界の中にゐながらにして感ぜらるる壯美の極致であるの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...水兵達の僅かな列はいかにも靜であつた...   水兵達の僅かな列はいかにも靜肅であつたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「肅」の読みかた

「肅」の書き方・書き順

いろんなフォントで「肅」

「肅」の英語の意味


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