...実に職として是に存す...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...やはり妻君の内職として...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...初めて自分は写真をもって本職として世に立つ考えで...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...父の仕事の下職としては随分愚劣なものもかなり作った...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...義盛の逆心職として之に由ると云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...職としてここに存す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...官職は官職として...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...かりに同職として見ても...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから本国に帰って深くその徳を隠し大工を職として家計を立てていたが...
中里介山 「法然行伝」
...内職として勤めているのが多かった...
「私の経過した学生時代」
...着港になれば指揮官の職として万端(ばんたん)差図(さしず)する中に...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...君は社会を改良すべき文学者の天職としても生理上に乖いた悪い習慣に従う事が出来ん...
村井弦斎 「食道楽」
...物事の本質までも変え腐らせることをその職としているのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中老職として恥ずかしからぬよう行状を改めてもらいたい...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...奉行職としていちおう責任を負わなければならない...
山本周五郎 「竹柏記」
...――その村重が、何事か、まだ事情はつぶさにせぬが、信長公を離れて、反旗をあげ、また三木城の別所一族を通じ毛利家を介し、この御着も呼応して、在中国の秀吉にあたれ――と割っていえば、そのように申し入れて来たわけじゃが――昨日、そちの切なる諫(いさ)めを聞けば、政職として、それに軽々しく応じたことは、実に、面目(めんぼく)ないことだ...
吉川英治 「黒田如水」
...広い仁愛を奉行し得る職として...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし府尹(ふいん)の職として...
吉川英治 「新・水滸伝」
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