例文・使い方一覧でみる「聴」の意味


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...どうかその心算(つもり)でおきを願ひたい...   どうかその心算でお聴きを願ひたいの読み方
芥川龍之介 「澄江堂雑記」

...ふと浪の音がえて来た...   ふと浪の音が聴えて来たの読み方
岩野泡鳴 「耽溺」

...余の始めてこの教を(きき)し頃は全国の信徒二千に満たず...   余の始めてこの教を聴し頃は全国の信徒二千に満たずの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...僕のところへはえてこない...   僕のところへは聴えてこないの読み方
海野十三 「宇宙尖兵」

...―――」いつもは彼方(あっち)へ行きなさいと云ってもなかなか云うことをかないのであるが...   ―――」いつもは彼方へ行きなさいと云ってもなかなか云うことを聴かないのであるがの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...恐らく云うことをくであろう...   恐らく云うことを聴くであろうの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...二単位の講義だけをきに出て来るのだ...   二単位の講義だけを聴きに出て来るのだの読み方
豊島与志雄 「失われた半身」

...お(き)きよ……...   お聴きよ……の読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...鐘の声をく最後の一人ではないかというような心細い気がしてならない……...   鐘の声を聴く最後の一人ではないかというような心細い気がしてならない……の読み方
永井荷風 「鐘の声」

...黙って一座の「殺人論」をき入って居る名記者...   黙って一座の「殺人論」を聴き入って居る名記者の読み方
野村胡堂 「悪魔の顔」

...――いて下さい...   ――聴いて下さいの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...「それはいた...   「それは聴いたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...そういちゃ放っておけません...   そう聴いちゃ放っておけませんの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...一勤という者の講義をたびたび聞したこともある...   一勤という者の講義をたびたび聴聞したこともあるの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...ひとつきなされ...   ひとつ聴きなされの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...そのうちにイギリス人が私のことをきつけて毎晩のように遊びに来る...   そのうちにイギリス人が私のことを聴きつけて毎晩のように遊びに来るの読み方
三浦環 「お蝶夫人」

...怒らずとおきゃれ...   怒らずとお聴きゃれの読み方
三上於兎吉 「艶容万年若衆」

...使い走りにしばらく過した後でその頃先生が講師をなすっていた夜間の私立大学の文科の講生に編入してもらって勉強できるようになりました...   使い走りにしばらく過した後でその頃先生が講師をなすっていた夜間の私立大学の文科の聴講生に編入してもらって勉強できるようになりましたの読み方
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」

「聴」の読みかた

「聴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「聴」

「聴」の英語の意味

「聴なんとか」といえば?   「なんとか聴」の一覧  


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