例文・使い方一覧でみる「聯」の意味

...例へば下に引用する岑参（しんしん）の一聯に徴（ちよう）するがよい... 例へば下に引用する岑参の一聯に徴するがよいの読み方
芥川龍之介「芭蕉雑記」

...寝沈まった都会の夜を見ると何を聯想するか？　ある時は... 寝沈まった都会の夜を見ると何を聯想するか？　ある時はの読み方
池谷信三郎「橋」

...しかしいまでは聯合紙器という名が段ボールの構成にも通じる気もするので...
井上貞治郎「私の履歴書」

...渠は自分の妻子を聯想させるものはすべていやだ... 渠は自分の妻子を聯想させるものはすべていやだの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...聯隊は、更に、津軽海峡（つがるかいきょう）を征服し、青森県大湊要港（おおみなとようこう）を占拠（せんきょ）せんものと、機会を窺（うかが）っている模様である」（ああ、内地までも、敵機の蹂躪（じゅうりん）に合うのか！）参謀たちは、唇を噛んだ... 聯隊は、更に、津軽海峡を征服し、青森県大湊要港を占拠せんものと、機会を窺っている模様である」に合うのか！）参謀たちは、唇を噛んだの読み方
海野十三「空襲葬送曲」

...ただこの聯絡のおかげで... ただこの聯絡のおかげでの読み方
堺利彦訳幸徳秋水訳「共産黨宣言」

...これら二つの言葉とそれに關聯した思想は時には姿を見せることもあつた...
關口存男「新獨逸語文法教程解説」

...いかにも赤鬼のお面を聯想（れんそう）させるのだが... いかにも赤鬼のお面を聯想させるのだがの読み方
太宰治「パンドラの匣」

...そうして今度は清子とその軽便とを聯結（れんけつ）して「女一人でさえ楽々往来ができる所だのに」と思いながら... そうして今度は清子とその軽便とを聯結して「女一人でさえ楽々往来ができる所だのに」と思いながらの読み方
夏目漱石「明暗」

...聯盟事務局の組織聯盟事務局には一人の事務総長がいる... 聯盟事務局の組織聯盟事務局には一人の事務総長がいるの読み方
新渡戸稲造「国際聯盟とは如何なものか」

...客體面において自己性と他者性とを代表する二種類の形象乃至領域の間の聯關が存在する間は...
波多野精一「時と永遠」

...それは直ちに人家を聯想（れんそう）させる... それは直ちに人家を聯想させるの読み方
本庄陸男「石狩川」

...四季の題目を見れば則ちその時候の聯想を起すべし... 四季の題目を見れば則ちその時候の聯想を起すべしの読み方
正岡子規「俳諧大要」

...國際聯合自身も理想として掲げてゐるところの... 國際聯合自身も理想として掲げてゐるところのの読み方
山浦貫一「新憲法の解説」

...私の聯想力が弱っていた……何かしら非常に重大な品物か何かをこの室に忘れて...
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...アジヤの聯結が可能になる... アジヤの聯結が可能になるの読み方
横光利一「上海」

...内々の聯絡（れんらく）もとり... 内々の聯絡もとりの読み方
吉川英治「新書太閤記」