...聡明なる貴族か富豪かである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...聡明でない青年男女が自由結婚をするのよりも遥かに危険である...
芥川龍之介 「恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ」
...聡明叡智の化神なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...聡明な静謐(せいひつ)の気配を持っていました)コセコセしない人柄のようでしたので...
太宰治 「人間失格」
...聡明なる太子はすでにもはやあの時自己の運命の帰趨(きすう)は充分に悟っていられたのではなかったろうか? 見上げている私の眼にも熱い熱いものがたぎり立ってきた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...世間から聡明だと言はれることは好いことであるか...
田山録弥 「正宗君について」
...伯は最も聡慧なる市民の思想を語るの予言者なればなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...聡明な心の反映である...
豊島与志雄 「最近の菊池寛氏」
...彼らの諂諛(てんゆ)を見破るほどに聡明(そうめい)ではありながらなお真実に耳を傾けることを嫌(きら)う君主が...
中島敦 「李陵」
...それを全般に押し広めることは不聡明である...
野上豊一郎 「演出」
...が、行届(ゆきとど)いた愛情と、聡明な理解で、「マンドリン」や「月光」や「夢の後」や「悲しき歌」やら、この上もなく優しく美しく、ほんのりした皮肉と、フランスらしい粋な陰影で、会場の空気を桃色にする術(すべ)を、松尾葉子嬢は体得しているのでした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...盛名を保つに聡(さと)かったであろうが...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...ダライラマ八世は、機才に富む、聡明な、そのうえまれにみる健康の保持者で、廿三歳になるまで、病気らしい病気をしたのはそのときがはじめてだった...
久生十蘭 「新西遊記」
...聡明な読者諸君にこれを事実と納得させることはなかなか困難なようである...
久生十蘭 「魔都」
...彼は子供のような無邪気さと聡明さとをもって問い...
三木清 「語られざる哲学」
...聡明(そうめい)な人たちが他と競争するつもりで作りととのえた物であるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...聡明(そうめい)な方のように想像していたのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次第に磨かれてくる聡明をたのもしく思った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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