...猫はその声に聞き覚えがあるのか...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...しかもどうやら聞き覚えがあるようにさえ思われるのだった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...聞き覚えがあるが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...日(ひ)ごとの声もよも聞き覚えがあるとは云うまい...
夏目漱石 「草枕」
...チチコフにはその声にどうやら聞き覚えがあるように思った...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...(茲でその見知らぬ男の声に若者はどこか聞き覚えがあるやうに思つた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...女の声は妙に聞き覚えがある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...男の声は聞き覚えがあるけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...聞き覚えがあるはずだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...何んだか声にも聞き覚えがあるやうでした...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...なんだかあの裁判所長の声は聞き覚えがあるやうだな...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...その笑い声には聞き覚えがある...
山本周五郎 「風流太平記」
...女の語調にどこか聞き覚えがあるばかりでなく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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