...中国でも、歳寒三友は「聖賢三友」と呼ばれ、孔子や老子などの聖賢と似たようなイメージで用いられる場合もある...
...大抵皆聖賢となる資格があるが...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...夙(つと)に聖賢の道に志ざし...
江見水蔭 「備前天一坊」
...古(いにしえ)の聖賢哲人といえども...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...いやになるほど古聖賢の言の暗誦(あんしょう)を強いられました...
太宰治 「惜別」
...時には偉大なる王者や聖賢により...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...聖賢を師とせざれば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...古人は及び難(がた)きも聖賢をば敢て追陪(ついばい)せん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...なるべく君主が偉大なる聖賢に近い人たることを要求するところより...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...そうでしょう、それは聖賢や、英雄の真似をするよりは、どちらかといえば、その方がガラに合っているのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...聖賢(せいけん)と言わるる人は家にありて...
新渡戸稲造 「自警録」
...しかしこの死に対する観念態度の奈何(いかん)は即ち凡俗と聖賢とを区別する標準じゃないかと思う...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...かく無疵(むきず)なる聖賢を造り出だすべきや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その聖賢の徳義を尊信するがゆえなり...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...例えば聖賢の遺書を読んでも...
二葉亭四迷 「平凡」
...古代聖賢へのあこがれの表出であったように思われる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...聖賢の道を辿(たど)れば...
吉川英治 「新書太閤記」
...人が道を求めて聖賢の語を求めるのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...一冊の聖賢(せいけん)の書もよう読みませぬが...
吉川英治 「茶漬三略」
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